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2007年10月11日

ボランティア貯金中間報告完成

晴天

昨夜、就寝は午前3時。ボランティア貯金中間報告作成。
その後、いくつかの仕事をする。

起床、午前7時半。

午前中、ボランティア貯金中間報告関連の写真等の問題で
ベトナム事務所、渡辺さん、山西さんと連絡を取り合う。
皆さんの協力で、ボランティア貯金中間報告を関係機関に
無事提出できるようになった。感謝。

午前9時過ぎ、ウオーキング。1時間。
高島平郊外のやまだ電気へ。プリンターのインクを買いながら
1時間ほど散策。
8月・9月とベトナムではたくさんの訪問者の応対をした。
忙しくてベトナム事務所までの徒歩が出来なかった。
そのため、この間歩く機会が少ないなり「筋肉」が相当減退している。
1時間の徒歩でかなり疲れる。

午前11時50分。ブランチ。野菜をたくさん入れた煮込みうどん。

午後、読書「源氏物語」読了。
巷間では源氏物語は「恋愛小説」といわれているが、
瀬戸内源氏を通読した限りでは、「人生」、人間が生きるということ
をテーマにした小説と読んだ。
天皇の子どもに生まれ、太政大臣になり、不義で産ませた子どもを
天皇の子どもと偽って東宮にし、天皇にし、その後見人となった
源氏の君。世間では悩みもない「絶対者」と思えるが、普通の
庶民と同様の人生の悩みを持っている。出家したいとの気持ちも
その現れである。源氏物語を貫いている思想は「無常」である。
これは平家物語にも通じる思想である。
どのような地位や立場にあろうと、人間は生まれて死ぬまで
「悩み」があるということを書いていると読んだ。
登場する男性のほとんどが「泣いて」いる。1200年前の
男性には涙を見せるということが、格好良かったようである。
日本はいつから、「男は涙を見せない」という状況になったの
だろうか? 徳川封建時代からか? それとも半封建的
君主制になってからだろうか?
源氏物語は相当複雑な人間関係があり、理解するだけで
精一杯。当時は通い婚だったので、一人の男性は、奥さんが
いても多くの女性に子どもを産ませている。その子どもたちが
更に同様の行状を行う。そうすると50年ほどの単位で見ると
かなり身内のつながりが複雑多岐にわたって出来上がる。
源氏物語の面白さと奥の深さだけは理解できたように
思うが、到底『原文』(古典)で読む気力は起こらない。
谷崎源氏、与謝野源氏は読んで見たくなった。
古本屋で探してみよう。

夕方から「赤い雪 総括・連合赤軍」(角間隆著:新風舎)を
読み始める。1967年から1972年前後。丁度私が
大学生時代をすごし、結婚した時代。私の正に青春であり
連合赤軍の連中も私と全く同世代の若者たちである。
私と同年代の人間が何故、連合赤軍を結成し12人もの仲間を
「総括」殺人したのか? 興味のあるところである。

ベトナム事務所、関係者とかなりのメール送受信あり。

日本滞在中の講演会等の日程がかなり増えた。

投稿者 koyama : 2007年10月11日 19:21

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