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2007年05月29日

フエの町並み、名所などをビデオに収める

晴天。 休肝日

午前中暑い、昼雷雨、夕方暑い。午後8時半豪雨。

気温35度。

午前7時朝食。ブンボー。

午前8時、ベトナム事務所へ。ベトナム事務所員のソン君の
オートバイの後ろに乗り、フエの町並み、名所旧跡などの
ビデオ撮影を行う。

初めにフォンザンホテルからフエ駅までの一直線。レロイ通り。
両側の町並み、並木道、みやげ物店、ホテル街、フエ師範大学、
フエ市人民委員会、テンティエン橋、フースン橋、省人民委員会、
ハイバーチュン高校、コッくホック高校などを大雑把に撮影し
フエ駅へ。更にフースアン橋でオートバイを降り、フォン川を
通してラオス側の山岳風景、そして反対の河口側を撮影。

フースアン橋の近くにフエ市花『火焔樹の花』が咲き始めていた。
いよいよ火焔樹街道の季節となった。

チャンフンダオ通りに入り、「旧市街」を撮影。ドンバー市場、
船上生活者のコロニー、フエの秋葉原電気街。
日本語学校を経由して王宮へ。旗台を通り、王宮前。
更にグエンフエ高校を通り、タイロック市場。縫製研修センター。

●完成した縫製研修センター

最後に「子どもの家」へ行き、2学期の試験が終わり、成績表を
もらった子どもたちに話を聞く。子どもたちは既に3ヶ月間の
夏休みに入った。宿題のない子どもたちの天国期間。

幼稚園1人、小学校10人、中学校23人、高校8人、合計42人が
通学。
(フエ医医科大1人、フエ教育大1人、フエ美術専門学校1人は
 まだ成績結果が出ていない)

ベトナムの成績は、1学期・2学期のテストの合計を平均し
10点満点に換算。8以上が最優秀賞。日本流に言えば、
1年間のテストを全て平均し、平均点が80点以上が最優秀
ということになる。

●最優秀(8点以上) 5人(幼稚園1、小1、中2、高1)
●優秀(7点以上) 13人(小8、中3、高2)
●普通(5点以上) 17人(小1、中12、高4)
●再試験(5点未満) 7人(中6、高1)


最優秀になった幼稚園のTY君

最優秀の小学校2年生のユイ君
1日3時間位勉強したとのこと。将来は警察官になりたい
と言っていた。

最優秀の中学生女子3人に聞いた。

(問い)成績は? 1日何時間位自習しているの?将来は?
(答え)●ニューさん左
    (中1)8、2点。5時間は自習をする。政治家になりたい。

    ●ホンニーさん 真ん中
    (中2)8、7点。5時間以上自習する。グエンフエ高校に
       入りたい。

    ●フオンさん 右
    (中1)8、4点。5時間は自習。将来は医者になりたい。

再試験7人の子どもたちのうち、中学3年生2人は「落第」となり
更に1年中学3年に通うことになる。
残りの5人は、再試験で10点満点で5点以上を取れば進級、
5点未満なら落第となる。再試験は7月。全員が進級して
欲しいと祈るのみ。


ご前10時半、ベトナム事務所へ。

午前11時半、トンチンカンホテルへ戻る。
昼食。パン。ヨーグルト、牛乳

昼寝。1時間半。

午後2時。読書。「漢字の起源」

午後4時、徒歩ベトナム事務所。
メールの受信と返信。

午後5時半、夕食。子どもたちと日本人スタッフ。
午後6時半、日本料理店開店。
リー君は深く反省したのか、そもそも注意が上の空なのか
分からないが、元気に日本料理店に復帰。今日は掃除から
準備と非常に熱心に仕事をした。夕食中も冗談を言って
明るく過ごしていた。

午後7時、4人の日本人のお客さんが来店。
午後9時まで食事と生ビール・お酒を楽しむ。

午後9時過ぎ閉店。徒歩トンチンカンホテルへ。


サギ国家「美しい国・日本」の実態

国会の争点は年金問題。参院選の最大の争点の一つである。
松岡農水省の縊死(いし)問題も結局、政権政党(自公)の
無能を露呈したとも言えるが、年金問題は、無能だけでなく
政権政党の犯罪ともいえるサギ国家の実態を暴露している。
5000万件の年金資料が誰のものか分からないまま放置されている。
年金受給者が3000万人というから、べらぼうな数の年金
資料が杜撰(ずさん)な管理のまま放置されていた訳である。
私なども23年間共済年金に「源泉徴収」でお金を取られていた。
取るときは源泉徴収でとっておきながら、そのお金の管理が
全くでたらめだった。使途がでたらめだったことは今まで繰り返し
報道されていた。誰も使わない赤字施設を作り続けたなどなど・・・。
今度は、収めた年金が誰から納められたのかが分からないまま
放置されていた、しかも5000万件。
柳沢厚生労働大臣は、「不安な人は自分で申し出ろ」と言っている。
この傲慢な態度。泥棒がお金を盗み、被害者に「盗まれた人は
申し出ろ」と言っているようなもの。盗人猛々しいとはこういうことだ。
私たち団塊の世代など人数が多い。高い年金を大量に徴収された。
60歳から年金を支給すると国家は約束していた。
ところがいざもらう頃になると「65歳」からにしますと支給を
5年延ばされた。65歳で当初の金額がもらえるのかと
思っていたら「100年安心」の年金改革と称するインチキ・
サギ改革で支給金額が大幅に削減されてしまった。
支給年限が一方的に5年延期され、その金額も大幅に
削減。納入時の約束と全く違う年金支給。これだけかと
思ったら、更に今回支払っていたお金が誰のものかも
管理しないまま今日まで放置されていた。納入していたのに
更に年金額が削減されることになる。
自民党の中川政調会長は「社会保険庁の職員が悪い」
と言っている。しかし、常識的に考え、職員の責任は
上司の責任でしょうといいたい。「漫才の人生こうろ」だったら
「責任者、でてこい」と言ったところ。
柳沢厚生労働大臣の責任は免れないし、
自民党・公明党という政権政党の責任こそ重大である。
既に国家的サギ行為を行っている政府自民党・公明党であるが、
5000万件もの納入者不明の資料問題が明るみに出ても
「誰一人責任者」が出てこない、ふざけた政権政党である。
腐っているとはこういうことを言うのだろう。
「100年安心」を主張した宗教政党の責任は重大である。
「100年・1000年不安のインチキ年金」と訂正すべきである。
私などこの年金問題は生活に直結している。怒らずには
いられない。夏の参議院選挙にこの怒りをぶつけるしかない。
「美しい国」の輪郭が見えてきた。


投稿者 koyama : 2007年05月29日 18:47

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