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2007年04月17日

伊藤長崎市長へのテロ銃撃を糾弾する

伊藤長崎市長へのテロリズムを断固糾弾する

伊藤一長・長崎市長が選挙運動中に何者かに銃撃され
重態とのことである。

1990年に本島等市長(当時)が「天皇にも戦争責任の一端は
ある」(趣旨)との発言をしたことに対し、右翼が銃撃し
1ヶ月の重傷を負わせた民主義封殺のテロ事件があった。

今回の伊東市長への銃撃の背景は不明であるが、
選挙運動中という民主主義・国民主権の選挙運動そのものを
打ち壊す悪辣な犯罪行為であり、言論と民主主義を圧殺する
行為である。国民はこぞって、暴力で物事を解決しようと
する「銃撃」テロリズムを糾弾する声と行動を起こしていこう。
テロリズムは最初おとなしく、そのうち常態化してくる。
思想信条の違いを乗り越えて、一切のテロリズムに対して
毅然とした姿勢で闘いを挑もう。
犯人は山口組系暴力団組長代行城尾某(59歳)だという。
私と同年齢。この男がどのような動機と指示系列でテロリズムに
及んだのかは、今後を待つしかないが、戦後民主主義教育を
受けたであろう59歳の男が何故、銃撃テロを行ったのか?

伊東市長の回復を心より祈念する。

安倍首相のコメントは、かなりずれている。
「厳正な調査と真相究明を望む」とのこと。
首相はまず持って「テロリズムと断固戦う」との姿勢を示すべきである。

自民党の加藤紘一元幹事長は「非常に深刻な話だ。これで政治活動
をおさえたり、発言を控えたりするような世の中になっては絶対に
いけない。政治活動が萎縮すればこの国が暗くなり、危ういものになる
感じを、みんな持ってしまう」と述べたそうだ。
さらに「暴力に訴えて発言や行動をとめることがあってはならない
という怒りをもっと強く共有しないとこういう事件は続発する。
政治家や国民やメディアがどうとらえるのか。そこが問われる」と
語っている。

安倍首相の「真相究明が必要」との当たり前のコメントに比べると
加藤紘一氏のコメントは政治家として国家社会、日本の未来に
目をむけ、民主主義をテロと暴力から守るのだとの固い決意を
感じる。加藤氏自身、中国問題についての発言で右翼に
自宅を放火され全焼するというテロ攻撃を受けているが、
「暴力やテロに屈せず、民主主義・言論の自由を守れ」と
発言している。詳細は「テロルの真犯人」(講談社)
★(参照)2006年12月28日付け「火炎樹日記」に私の書評掲載

政治的な意見を異にするが、安部首相に比べ、加藤氏の
政治的な見識の高さを評価したい。

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晴天

午前7時、朝食。ブンボー。

午前8時半、徒歩ベトナム事務所へ。
事務所でいくつかの問題について打ち合わせ。
支援者へ数通のメール送信。(YAHOO)。

昼食。精進料理。35円。

昼寝。

午後1時半、読書。オーヘンリー「SPRINGTIME A LA
CARTE」。

午後2時半。造船研修希望ベトナム人へ日本紹介。
50人ほどの溶接工を前にバオミンさんの通訳で
日本事情について話す。

午後5時までベトナム事務所で仕事。

午後5時、ドンバ市場までウオーキング。
途中、かなり体格の良い子どもに出会う。
一緒にいたおばあちゃんに聞くと5歳との事。
私がフエに来た14年前の1993年には、
フエのどこを歩いても痩せた子どもたちしかいなかった。
この数年、かなり肥満な子どもたちが増えてきている。
一部上流階級の家庭では、物があまり、食べたい放題
食べると言う気風が流行している。突然、何でもかんでも
食べられるようになり、理性的な食事が出来ない傾向が
ある。私の回りでも家族全員が肥満という家庭もある。
突然、大金を手にするようになった「一時成金」の陥る
落とし穴である。ベトナムでは太る言うことは、金持ちに
なったとして、奨励する雰囲気があることも事実なのだが・・・。
ベトナム中部のエリートコース(レロイ小学校ーグエンチフン中ー
コックホック高校ーフエ師範大)のレロイ小学校を参観したが、
クラスの3割から4割近くが異常な肥満だった。一時成金が
あまり考えずに、次から次へと食べまくる図式を想像して
してしまう。


子どもには何の責任もないが、将来、様々な成人病を背負う
その予備軍となっては可愛そうである。子どもたちの
健康な成長を願うのみ。

ベトナムのドイモイ政策がこうした形で子どもたちにも
影響を与えてきている実情を改めて知ったウオーキングだった。

午後5時半、日本料理店で子どもたちと夕食。

日本料理店来客は日本人2名。

午後9時、日本料理店閉店。

投稿者 koyama : 2007年04月17日 20:40

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