« 仕事始め | メイン | ベトナム事務所員会議・札幌国際大学到着 »

2007年02月23日

平常の仕事に入る

晴天

気温 30度。湿度75%。

午前7時、税田さん、仁枝さんと朝食。昨日までダナン・ホイアン・
ミーソンへ行っていたい仁枝さんが帰ってくる。フォー。今までは
生のフォーだったがテト明けから「乾麺戻し」のフォー。
美味しくない。なぜ変わったのか原因不明。ベトナムでは
原因不明なことが日常茶飯事に起こる。

午前8時半、徒歩ベトナム事務所へ。
昨日まで仁枝さんたちと一緒にダナンなどへ行っていたYさんが
ベトナム事務所を訪問。1時間ほど懇談。
その後、バオミンさんたちと当面のいくつかの問題を打ち合わせ。
アクセサリー工場の従業員の選定。「子どもの家」の子どもたちで
仕事や進路の決まっていない子どもたちに仕事をする機会を
与えたい。「仕事をして給料をもらって自立する」。これが私たち
の基本的な方針。日本からの支援で生きてゆくという考え方は
採らない。出来るだけ多くの「子どもの家」の子どもたちに
チャンスをあげよう。

午後12時過ぎ、「コムディア」(ほか弁)を食べる。70円。
野菜炒め、玉子焼き、海老と豚肉の甘辛煮を乗せたご飯。

午後12時半から1時間読書。「細雪」。次女幸子、大阪から
東京へ引っ越す。駅に百数十人の見送り。
その後、昼寝。

午後2時過ぎからメール送受信。いつくかの問題を処理。
大塚さんがベトナム事務所を訪問。

午後3時過ぎ、徒歩ベトナム事務所へ。バオミンさん、税田さん
いくつかの打ち合わせ。

日経平均株価が1万8188円42銭(+79円63銭) となった。
数年前7000円台まで下がった頃と比べると2、5倍まで
上がった。バブル全盛の頃の3万円台には及ばないが。
日経平均の指標の株を変更しているので、バブル時代と
同様の指標株で見れば、ほぼバブル全盛時と同水準との
こと。形の上での「株バブル」と対比した庶民の生活の
低水準。あまりにも急激に人為的に作られた生活格差。
年収200万円以下が2000万人もいるという。
ワーキングプアーということばもけして大げさとも思えない
現実がある。労働者の4人に一人はワーキングプアー。
生活保護をもらった方が収入が多くなるという。
働くことがこれほど低められている時代はない。
「小泉構造改革」の実態である。
先の衆議院予算委員会で安倍首相は「格差の存在」自体を
認めなかった。これほどおきな社会格差の出ている日本。
真面目に一生懸命働いても報われない社会。一部の
金持ちと安倍首相のような「閨閥」を持っている人たち
だけが甘い汁を吸える社会。これが安倍首相のいう
「美しい国」なのか・・・・・・。

ノルウェーのオスロで「クラスター爆弾禁止条約」の国際会議
が開かれた。2008年末までに使用、製造、移動、備蓄を禁止する
条約の締結を目指す「オスロ宣言」を採択したが、我が日本は
宣言に加わらなかったそうだ。英仏は加わった。
〈クラスター爆弾〉は多数の子爆弾を容器に詰めた形で、
不発率 が数%~数十%あるとされ、戦闘後も多くの死傷者が
出ている。イラクやアフガニスタンで米軍などが使用している
残虐な兵器である。我が日本も自衛隊が保有している。
クラスター爆弾禁止条約を目指す「オスロ宣言」に加わらない
日本。「美しい日本」を標榜する安部政権の本質を示している、
と書いた所で既に缶ビールが3本空いていた。以上、酔談。

 

 

    

投稿者 koyama : 2007年02月23日 21:30

コメント