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2007年02月11日

休日

晴天

杉花粉症の症状がかなり出ている。

久しぶりの休日。昨夜帰宅が遅くなり、午前中は寝ていた。

メール受信・送信。

晴天のスギ花粉飛散時は、外出をしないことが鉄則。

2月15日、フエ帰国の諸準備。
ベトナムへのメールが全て返送されてします。
この1週間ほど、ほとんどのベトナム事務所送信メールが
返送される。バオミンさん・税田真理子さんたちと連絡が
取れない。

夜、テレビ東京の「李香蘭」を見る。
率直な感想は安直な脚本。それぞれの人物の行動、発言の
歴史的必然性を抹消しているので、不自然な話に
なってしまう。
関東大震災の際、大杉栄・伊藤野枝などを虐殺した
甘粕正彦憲兵大尉を「良心的」な人間に描いている。
男装の麗人と言われた川島芳子も何のために登場させるの
かが分からない。
また、山口淑子の自伝から脚本を作ったということもあり、
李香蘭が悲劇の主人公として描かれているようである。
(2月11日放映分を見て)。
李香蘭を知るためには、日中戦争とアジア・太平洋戦争
についての基礎知識が必要である。
李香蘭が勉強しているミッション系の高校で反日学生集会があり、
「自分は国民党で日本と闘う」「自分は共産党軍に入り闘う」など
当時の上流階級の女子が入る「お嬢さん高校」で何故こうした
反日発言が出るのか? あの場面だけでは、若い人たちは
反日集会と発言の歴史的背景が理解できないように思う。

それでも全体として日本のアジア・中国侵略についての
描写があり、放映の意義はあると思う。

続きは明日なのか?

投稿者 koyama : 2007年02月11日 10:34

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