« フエ高等師範大学学長懇談 | メイン | ベトナム事務所員会議  日本語学校のお楽しみ会 »

2007年01月11日

各種仕事に忙殺

晴天

10日ぶりの晴天。久しぶりに太陽を見る。


午前9時、ベトナム事務所へ。私の日本帰国中のツアー、
訪問者、視察者などへの対応、諸準備等について関係者と
打ち合わせ。

昼食、コムディア。

30分ほど昼寝。

「反骨のジャーナリスト」読む。
『ゾルゲ事件』の尾崎秀実。尾崎が「ゾルゲスパイ事件」の
共犯として死刑を宣告され、敗戦8ヶ月前の1944年11月に
死刑執行。遺体が家に目黒区祐天寺の自宅に帰る。通夜に
参加した人はたったの6人。妻、娘、高校時代の友人松本慎一、
尾崎の弁護士竹内金太郎、そして西園寺公一と秘書。
戦前、治安維持法、国防保安法、軍機保護法で裁かれた
尾崎の通夜には誰も「怖くて」参加しなかった。生前、多くの
人たちが尾崎との親交を深めていたのだが・・・・・。

戦後、尾崎の一周忌に西園寺公一が再度参加すると
「狭い家に入りきれないほどの訪問者がいた」とのこと。
「1年前には国賊。戦争が敗戦に終われば今度は、尾崎を
英雄扱い。一周忌に参加者たちは、いかに故人と親しかったか
、それを聞こえよがしに語っていた」。
戦後から今日まで続く日本人の「日和見」体質を物語るよう
である。昨日までは「皇国史観」の天皇万歳が、今日からは
民主主義者を「自称」し、その実、内容は何も変わっていない、
戦後民主主義者を多く見ている。

午後3時。ハノイ大使館へ電話。大使館へ行き、縫製研修センター
完成式典、フエ高等師範大学日本語学科プロジェクトの件について
の要請を行うことを連絡。1月15日午後2時過ぎに大使館で
関係者と懇談することになった。

宇都宮縫製工業組合佐藤理事長より電話。
太平観光北垣会長より電話。2月13日の早朝講演会。

ベトナム事務所へ。
フエ中央病院小児科代表より「新年の挨拶」。

拙著「火炎樹の花」を読んだ広島の方から感想メール。
ありがたいことである。真面目な方。

投稿者 koyama : 2007年01月11日 18:52

コメント