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2007年01月02日
ベトナム事務所「仕事はじめ」
曇り・時々晴れ
寒いが暑い。
午前7時。朝食。ブンボー。
午前9時、徒歩、ベトナム事務所へ。
ベトナム事務所の正月休みは1月1日のみ。
今日から仕事始め。
皆さん、ベトナム事務所で仕事。
午前10時過ぎ、フエ中央病院小児科医長のフオン先生が
ベトナム事務所を訪問。しばらく懇談。
ベトナムの小児がんの研究センミナーを行いたいとのこと。
そのための詳細打ち合わせ。
午後2時半。快晴。真夏のような日差し。
徒歩でベトナム事務所へ。バオミンさんのJASS総会参加の
ためのビザ取得関連の書類が届き、その整理。
年賀状メールへの返事を書く。
午後5時半。日本料理店で子どもたちと夕食。
新年初日から男子2名欠勤。
日本料理店長の大塚さんの息子さん家族がフエ訪問。
一緒に数日を過ごすため夕食は不在。
大塚さんは12月31日午後1時過ぎの飛行機でホーチミン市
からフエへ長男家族と一緒に来る予定だったが、
「例の機材の関係」との理由で飛行機が午後1時過ぎから
午後10時過ぎへ変更。
10時間ほどホーチミン市で待機するよう言われたそうです。
当然、ホーチミン市内のホテルでの待機となるが、一人2000円
程度のホテル待機保証費用しかでないとのこと。ベトナム航空の
世間知らず・非常識・金権体質が如実に出ている。乗客の時間を
10時間も奪っておいて、謝罪すらなく、2000円程度のお金で
勝手に市内のホテルで待っていろという態度。これで通用する
ベトナム社会の現状も異常である。大塚さんは午後3時頃フエに
着いてゆっくりとご家族でフエの「大晦日」を楽しもうとしたのだが
フエに着いたのは、午前0時近く。ベトナム航空のいい加減さに
ベトナム事務所員や日本人スタッフは翻弄されている。
午後6時半、日本料理店開店。仁枝さんが店長代理で統括。
大塚さんご家族4人来店。
今日は10人の来客あり。日本人4人、米国2人、
ベトナム人3人、不明1人。午後9時過ぎ、閉店。
昨日、1月1日は終日、読書。
『平家物語』第2冊読了。1冊1000ページあるので1冊の
読み応えがある。
義仲を倶利伽羅峠で破った義経が入洛。平家は一の谷に
拠点を構築し、清盛の娘の子安徳天皇と3種の神器を保持。
入洛した義経を後白河法皇は、鎌倉の頼朝を牽制するために
利用。義経の一の谷の合戦。ひよどり越え。平家敗退。
屋島へ敗走。京は義経の支配下に入り、後白河法皇が
義経を寵任。後白河法皇のしたたかなな手法で、
義経に平氏を平定させ、その義経と鎌倉にいる源氏の統領
頼朝とを闘わせる。
それぞれの登場人物の人間性と生き方、そして人生を
垣間見ることが出来る。
政治と軍事力との関係をつくづくと考えさせられる。
政治が軍事をコントロール出来なくなった時、世の中は
混乱する。後白河法皇が武力のない中で
源平の軍事力の均衡を保ち、利用される振りをしながら
「利用する」したたかさが上手く描かれている。
第3巻(最終巻)の読書に入る。
投稿者 koyama : 2007年01月02日 11:44