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2006年11月25日
明治大学成田社会人大学最終講義
晴天。特に今日は寒い。
午前5時起床。午前6時半自宅を出て巣鴨→日暮里経由
スカイライナーで成田へ。スカイライナー乗車は1時間。
午前9時、京成成田着。成田市役所へ。市役所用意のバスに
乗り公津公民館へ。明治大学・成田社会人大学の最終講義。
今日は同大学の国際社会課程「地球市民をめざして」の
最終講義。全11回の講義。
カンボジアに学校を送る会の辻村さん、地球市民交流基金の
藤田さん、明治大学小保内教授と私のパネルディスカッション。
司会はNPO法人国際協力センター理事長の山崎氏。
はじめに3人のパネラーが各自のNGOの紹介、講義で
一番訴えたいことを話す。
その後、「市民参加」ということをどう考えるか?
NGOを市民に理解してもらうためにNGO自身がどう
努力するかなどをテーマに話す。
会場参加者の意見などもでる。
私が話した「イラク戦争の時、高遠さんや今井君を
バッシングした日本と言うのは、少し変だ。ブッシュ大頭領
も二人を評価していた」という発言に対し、参加者から
「やはり高遠さん・今井君の行動はおかしい。危ないと
知っていていくのは、他人へ迷惑をかけことになる」との
意見があった。
また、私は、ボランティア・NGOは最終的には一人ひとりの
人間が自分の責任と判断力をもつようになる社会運動だとの
発言をした。夕張の財政破綻に対し市民は市長を追及し
「自分たちをどうするのだ」と言っていたが、これからの
社会は「そうした馬鹿な市長・馬鹿な市議を選んだ自分自身
が馬鹿なのだ」との自覚が必要だ、自分たちが世の中、社会
を作っていくという自覚が「主権在民」という憲法の精神、と
発言した。こうした発言にも若干の疑問が出た。
時間がなくかみ合った討論にはならなかったが、ある意味で
当然の疑問・批判である。日本社会の実情を反映している
ともいえる。
約50人の参加。藤田さん、辻村さんなど実際にボランティアを
している方々とは相通じるものがあった。
お二人とも「人とのつながり」「自分の出来るところからの
ボランティア」という共通した問題意識で活動を進めている。
学ぶことが多い。
午後12時。最終授業は終了。成田市役所まで全員バスで
帰る。
私はそのまま、京成電鉄で上野まで。上野から根津に行き、
姉夫婦、姪を久しぶりに訪問。
フエ「帰国」の最終荷物チェック
投稿者 koyama : 2006年11月25日 18:31
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