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2006年06月28日

神田外国語大学講演会

晴天。真夏日。

午前10時自宅を出て池袋へ。ビックカメラで携帯電話をパソコンに
接続してもらう。その間、2時間ほど待つ。

池袋から丸の内線でお茶の水経由総武線で幕張駅へ。
幕張駅から徒歩20分。午後4時前、神田外語大学へ。真夏日の暑い
中幕張駅から歩く。未だに昔の千葉県の面影を残す風情がある。

キャンパスはきれいに整っている。この間、多くの大学へ行ったが、
どこの大学もキャンパスはあまりもきれいである。これも時代を反映し
ているのか?


校門前には、岩井先生が待っていてくれた。岩井先生はベトナム社会
の研究者。ベトナム関係の本を読むと先生の論文にお目にかかること
がある。お会いするのは初めてであるが、その論文は何度も読ませて
いただいている。神田外語大学は創設16年目とのこと。
講演会場を下見しビデオなどの準備をした後、岩井先生・奥島先生と
しばし懇談。

午後5時、岩井先生の司会で講演会が始まる。

ビデオ3本を使い、
午後6時半までの1時間半、ベトナム・「子どもの家」・ボランティア・
支援・現地の自立などについて話す。約70人の参加者は熱心に話を
聞いてくれる。岩井先生の授業として参加してくれた学生さんや
社会人入学の学生さんなど様々。お越しの皆さんに感謝。



その後、質疑応答。ベトナムのエイズ問題、大学の入学金、フエ以外
の地域でも今後活動をするのか、ベトナム人に取ってNGOとはどんな
イメージなのか? などの質問に答える。

講演会には三橋先生も来られていた。昨年、大月書店から
ベトナム関係の本を出版され「子どもの家」も紹介して
頂いた。

講演会のきっかけを作ってくれた学生のAさん。
「子どもの家」訪問の経験がある。Aさんにもお礼を
言いたい。こうした積極的・行動的な若者が育っていることに
日本の未来を感じる。岩井先生や奥島先生たちが、
面倒見良く学生と接している姿にも日本の社会の健全さを
感じた。こうした先生方の見えない所での努力が現在の
大学を支えているように思った。

午後7時、講演会終了。


午後7時半頃から大学付近の「アジア風レストラン」で
岩井先生やベトナム語専攻している学生さんたちと交流会。
午後10時過ぎまで続く。


神田外語大の学生さんは礼儀正しく、真面目で賢明な感じを受けた。
今回の講演会は「子どもの家」を訪問してくれた学生さんからの要望を
岩井先生が学校側が受けて実現したもの。岩井先生や奥島先生をは
じめ学生の皆さんに感謝したい。
神田外語大ではベトナムへ半年から1年の期間で留学する制度を作っ
ているとのこと。交流会に参加した学生さんの中には8月からベトナム
に留学する人もいた。なかなか良い制度を作っている。とかく欧米への
留学が多い中でアジア、ベトナムへの留学を進める大学の姿勢は評
価できる。


新木場経由で自宅へ。自宅着午前0時20分。日にちが変わって
いた。帰宅後受信メールをチェック。
若い学生さんのエネルギーを感じた楽しい一日だった。

投稿者 koyama : 2006年06月28日 13:09

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