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2006年06月06日

「静岡市邦楽ボランティアの会」フエ演奏会終了

6月2日から6月5日まで「静岡市邦楽ボランティアの会」
の皆さんが「2006 フエ フェスティバル」に参加。

ベトナム人に日本の伝統音楽を紹介し、日越の文化交流に
貢献した。

2005年に静岡市とフエ市は「友好都市」の提携を行った。
両市の友好都市提携は小嶋善吉静岡市長の尽力によるもの。
静岡市役所、市民の皆さんの善意が友好都市という形となった。

①6月2日
午後6時半にフエ空港に到着した「邦楽の会」の
皆さん32人。楽器など演奏用の機材が多く、飛行場からは
最後に出てくる。
飛行場から夕食レストランへ。午後10時、ホテルへ到着。
フエの第1日目終了。


②6月3日
午前8時、グエンフエ高校へ到着。

「グエンフエ高校」はトゥア・ティエン・フエ省でトップの進学校。
6月3日は夏休み中であったが、30人の高校生と校長先生などが
集まり、尺八、琴、剣舞など日本の伝統音楽を堪能。

・グエンフエ高校高校の講堂で行われる演奏会の準備をする

・邦楽ボランティアの会の演奏を堪能す校長先生、副校長先生

・琴の演奏

邦楽ボランティアの会の演奏の返礼に高校生が歌を歌う。
邦楽ボランティアの会の指導で高校生が日本の楽器演奏。

邦楽ボランティアの会の皆さんが静岡市で「チャリチィーコンサート」
を行い寄金を集める。その一部をグエンフエ高校に寄贈。


ーーー
その足でフエ市人民委員会へ。CAOフエ市長を表敬訪問。

・挨拶をするCAOフエ市長

・浜田静岡市邦楽ボランティアの会代表
 小嶋善吉静岡市長より託されたメッセージを代読。

・フエ市長と懇親後、フエ市人民委員会庁舎前でCAOフエ市長と
 静岡市邦楽ボランティアの会の皆さんの全員記念写真

昼食後、市内観光。

午後6時から日本料理店「子どもの家」へ。
「子どもの家」への支援も兼ねて夕食を摂って頂く。
おいしかったとの励ましの言葉を頂く。

午後8時からフォン川クルーズを楽しむ

③6月4日

午前8時、「子どもの家」で演奏会。36度という猛暑の中での
演奏会。邦楽の会の皆さんは、子どもたちのために一生懸命
演奏をしてくださった。夏休み中の「子どもの家」の子どもたち
に取っては素晴らしいプレゼントだった。

・「子どもの家」へ大金の寄金をしてくださった。
 また、子どもたちに尺八の指導を。子どもたちも大喜び。
 琴・付属一式、尺八・付属一式を「有効に使えるところに」
 と言って寄贈して頂いた。寄贈先を検討中。

演奏後、子どもたちと一緒に「子どもの家」で昼食を摂る。

ホテルに戻る途中、ベトナム事務所1階にある刺繍みやげ物店で
大量の刺繍を買ってくれる。子どもたちへの大きな支援となった。

午後6時半から「コックホック高校」前での演奏会のため、
浜田団長さんと静鉄観光添乗員の松永さんは午後4時半に
会場を視察。マイク・スピーカーなど準備上の問題があったが、
お二人の事前点検で問題を解決。

・浜田団長さん、静鉄松永さんたちの事前の会場準備


吟詠「祇園精舎」は、尺八のソロで始まり、
ベトナム人の見学者からおきな拍手が起こった。
会場にいたJASSベトナム事務所員も感激したとのこと。

・演奏の様子

・フィナーレの全員挨拶

地元フエ市民の大喝采のうちに演奏会は終了した。
日越文化交流、日本紹介という大きな任務を果たした
浜田団長さん以下静岡市邦楽ボランティアの会の皆さんだった。

④6月5日

 午前中、シクロに乗り市内見学。
 午後5時10分フエ空港発の飛行機が遅れ、結局
 午後8時20分発となった。3時間の遅れである。
 静鉄観光添乗員の松永さんや邦楽の会の皆さんには
大変ご迷惑をおかけした。

なお、静岡ラジオ体操連盟より
    ①50,000円の寄付(子どもの家)
    ②3月の訪問時の写真
    ③静岡ラジオ体操連盟の冊子(訪問の感想)
を頂いた。改めて松井会長さん以下、会員の皆さんに
お礼を申し上げたい。


こうした短い期間ではあったが、ボランティアでフエまで来て頂き
行った草の根の日越文化交流は、「民間大使」ともいえるものである。 
浜田団長以下静岡市邦楽ボランティアの会の皆さんに感謝。

今回の静岡市邦楽ボランティアの会のフエでの演奏会を実施する
にあたっては、小嶋善吉静岡市長さんをはじめ、静岡市役所
国際課の皆さんが「縁の下の力持ち」として様々な下準備を
して下さった。表にでないこうした静岡市の力が今回の
日越交流を支え成功させた原動力ともいえる。
改めて静岡市長さんをはじめ国際課の皆さんに感謝したい。
また、地元静鉄観光の石沢さん、添乗員の松永さんなど儲けを
度外視して、今回の交流に協力してくれた。合わせてお礼を申し
上げたい。
様々な人々が様々なところで努力・協力した結果が今回の
交流成功につながった。ボランティア精神、海外協力とは
こうありたいものである。

投稿者 koyama : 2006年06月06日 17:23

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