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2006年06月24日
OYKOTネットワーク渋谷講演会
曇りのち晴天。暑い。
午前中14通のメール受信。4通の返信。
午前10時、自宅にJASSスタディーツアー担当の森田さん・
加藤さん・山田さん・鴻池君来訪。
近くのデニーズで懇談。内容は8月末のJASSスタディーツアーの
内容について。
朝10時と言うのに満席。子供連れが多いのかと思い
回りを見るとお年寄りや中年の夫婦ばかり。
昨年も参加した横浜の中学生鴻池君から様々な
意見やアイディアが出された。
8月のJASSスタディーツアーについての内容確認、
変更どの意見交換をする。
午後12時。森田さんの車で巣鴨まで送ってもらう。
巣鴨経由渋谷駅へ。ハチ公前の路上では右翼の街宣車
が演説中。
「サッカーのワールドカップ。オーストラリア・ブラジル戦で
日本は負けた。多くの国民が泣いた。日の丸を振り、
顔に書いての応援だった。日の丸を中心にサムライ日本
応援のために日本人は一つにまとまった。
61年前、日本が戦争に負けた時に多くの国民が皇居に
行き、天皇に申し訳ないと泣いた。サッカーで負けて流した
涙は戦争に負けて皇居前で泣いた涙と同じだ。
日本人はサッカーワールドカップで愛国心を取り戻し日の丸で
国民の心が一つになった。」
渋谷駅前の人垣をかき分け、「渋谷勤労福祉会館」へ。
午後1時半、「生きることと性を考える OYKOT ネットワーク」
主催の講演会。
OYKOT は性の問題を考えながら、人間・生き方、若者や
子どもたちの問題など社会の様々な問題を考えるようと
集まった人々の会。創立して15年目。
ベトナム旅行、ベトナムでのストリートチルドレン支援、
ストリートチルドレンや生活困難な子どもたちの実情などを話す。
ストリートチルドレン支援を通してベトナムから日本や日本の政治、
教育、子どもたちについての私見を話す。
講演会には、20数年前に私が勤務した北区滝野川第7小学校で勉強
していた栗原君が参加していた。話しているうちに子どもの頃の栗原君を思い出す。直接教えていなかったにもかかわらず、こうして訪ねて来てくれる「教え子」がいることは教師冥利に尽きる。栗原君や奥さんはボランティア関係の仕事にも関係しているとのこと。教育とは長い年月がかかり、教育の結果は数十年後に分かるか分からないかと言う世界だということである。
午後5時過ぎ、講演会終了。
その足で参加者と一緒に渋谷駅付近の「土佐料理」店へ。講演会の反省会。
土佐料理をつまみに「土佐鶴」吟醸を飲む。
午後9時頃まで深い反省。
反省会には遅れて来た先生がいた。
都立高校の先生。今年の卒業式の君が代斉唱の際、起立しなかったとのことで処分されたそうだ。今日はその打ち合わせの会合があり、私の講演会には欠席したが、反省会には参加。人間それぞれの立場があるのだろうが、こうして自分の考えをしっかりと持ち、行動できる人を私は尊敬する。
15年もの間、コツコツと会を続けて来たOYKOTの皆さんの
努力に敬服。
自宅着、午後10時過ぎ。
投稿者 koyama : 2006年06月24日 06:54