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2006年03月03日
静岡市ラジオ体操連盟を案内するー「ひな祭りの会」
曇り
朝4時30分起床。昨夕、飲み過ぎ。多少の頭痛あり。
目覚ましにシャワーを浴びようとしたが、茶色の泥のような
温水が吹き出る。シャワーが壊れているようだ。
午前5時半、寝ぼけ眼で「静岡市ラジオ体操連盟」の
皆さんが宿泊しているセンチュリーホテルへ。
ミンさんと合流。
ダナンからきてたガイドさんに「今日の午前中は宜しく」
と挨拶するが、「私は関係ない。日本人はホテルの
ロビーにいる」との返事。いつものことだが、
ダナン人は横柄で態度が大きい。朝からお説教を
垂れる。人間は挨拶をしたらちゃんと返事をしなければ
だめだと。俺は関係ないと言い張る。
ホーチミン市から来た観光会社の責任者が来て
ダナンのガイドをしかりつける。これで良くガイドをしている
なと思う。ダナンもフエも即席ガイドなので質が低い。
ラームさんやミンさん、ベトナム事務所のベトナム人の
人間性の高さ、日本語能力の高さを改めて痛感する。
それでも日本の大手の観光会社はこの種の半人前の
ガイドを平気で使い、高い料金をお客さんから取っている。
午前6時、30人乗りのバス2台で世界文化遺産の
フエ王宮へ。39人(一人は静岡の観光会社の添乗員)
の平均年齢は70歳位と言う。しかし、みなさん、元気溌剌。
王宮前でラジオ体操の歌を大声で歌う。
その後、ラジオ体操第1、第2をする。私も一緒に体操に参加。
13年振りのラジオ体操である。昔は学校で体育主任をしていて
運動会などでは、朝礼台に乗り、模範ラジオ体操をしたものだ。
久しぶりのラジオ体操を楽しむ。朝のきれいな空気の中での
ラジオ体操は気持ちの良いものである。
ラジオ体操連盟の皆さんはお揃いのジャージ姿。
王宮前では多くのベトナム人が運動をしていた。
ラジオ体操への参加を呼びかけたが、お揃いの白いジャージ
姿に圧倒されたベトナム人は、周りにあつまり興味をもって
「眺めて」いた。
世界文化遺産の王宮前で全員記念撮影
ラジオ体操連盟の皆さんは一度、ホテルへ戻り朝食を摂る。
午前8時40分、再度センチュリーホテルへ。
フエ市長への表敬訪問。フエ市と静岡市は私たちの仲介で
「友好都市」提携をしている。昨年のことである。
昨年、フエ市長のカオさん以下幹部の皆さんが静岡市を
訪問し調印式。更に返礼で小嶋静岡市長がフエ市を訪問し
フエ市でベトナム文での調印式を行った。
午前9時、フエ市人民委員会へ。フエ市長との懇談に臨む。
●カオ・フエ市長
私の司会で表敬訪問は始まる。
始めに静岡市ラジオ体操連盟理事長さんより「小嶋静岡市長」
のメッセイージの代読があった。理事長さんは80歳をゆうに
超えているとのことだが、マイクなど要らないほどの大きな声で
メッセージを代読した。ラジオ体操の威力の一端を垣間見た
思いがした。通訳はベトナム事務所長のバオミンさん。
続いてカオ・フエ市長より歓迎の挨拶があった。
通訳はフエ市人民委員会外務部員のイックホアン。
1993年にフエ大学日本語クラスで私が教えた第一期生
である。バオミンさん・ラームさんと同級生。
ラジオ体操連盟からのお土産贈呈
フエ市長よりフエ市特製の記念バッジを一人一人に手渡しで
プレゼント
引き続き、フエ市と静岡市の友好交流を進めていくことを
お互い誓い合い表敬訪問を終わる。
最後にフエ市役所で全員記念撮影。
続いて2台のバスに分乗し、「静岡フエ青年交流会館」を視察。
小嶋静岡市長をはじめ静岡ライオンズクラブなど静岡市の
皆さんの浄財で作られた会館。現在は日本語学校を開講し
170名ほどのベトナム青年に日本語学校を教えている。
引き続きJASS運営の「子どもの家」へ。
●セン運営委員長の挨拶
子どもたちの歓迎の歌。ベトナム中央テレビの取材団も来て
取材をする。
ラジオ体操連盟より文房具をお土産として贈呈。
ラジオ体操連盟の皆さん、個人個人が子どもたちに記念品を
持って来てくれた。子どもたちの代表にプレゼント。
その後、「子どもの家」の各施設を案内。午前11時過ぎに
全ての日程が終わり、「子どもの家」を後にした。
今日の静岡市ラジオ体操連盟の「子どもの家」訪問の
様子は、ベトナム中央テレビから全国放送される予定。
その後、ベトナム中央テレビの取材を受ける。
この13年間の支援についていくつかの質問に答える。
「子どもの家」では、年間4回の定期健康診断が行われて
いた。フエ医科大学と提携しての定期健康診断は
既に10年を迎える。
私たちの支援でフエ省「盲学校」(54人)、
フエ省「子どもの家」(25人)も健康診断を行っている。
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今日は「ひな祭り」。
午後7時、日本語学校で「ひな祭り」のお祝い会を開く。
初級・中級・上級の生徒約50人が集まり、祝う。
静岡フエ青年交流会館にある日本語学校の前には
大きな「お雛様」が飾られている。これは、静岡市
から寄贈されたもの。
司会はベトナム事務所のソン君と上級のニュンさん。
開会の後、全員で「うれしい ひなまつり」を合唱。
日本語学校校長の私からお祝いの挨拶
生徒代表から「お雛様」のお祝いの由来を説明。
続いて「出し物」。
初級の生徒全員による歌。「大きな古時計」。
初級担当の松下先生も一緒に歌う。
中級コース生徒全員で「涙そうそう」を歌う。
中級担当の石岡先生も参加。
ひな祭りの会を支える日本語教師の皆さん
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今日は朝も早く、お昼頃にはエネルギーが枯渇。
かなり体がきつかった。
投稿者 koyama : 2006年03月03日 18:14
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