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2006年02月02日
通院ー高校友人と懇親
晴天。
午前9時前自宅を出て都営地下鉄春日経由で都庁前へ。
榊原クリニックへ。心臓の薬と先日の検査の結果を聞きに
行く。ベトナム滞在中の薬をもらう。一度の通院でもらえる
薬の量は決まっている。ベトナム滞在中、薬がなくなる。
今日はベトナム滞在を勘案し、必要量を2度の通院で
確保するための通院。
午後12時、日暮里駅前で高校同級生の與芝君と会う。
近くのレストランで昼食をご馳走になる。スパゲティーセット。
與芝君はジーンズの「エドウイン」勤務。ベトナム事務所付属の
刺繍みやげ物店にエドウインの刺繍Tシャツを依頼している。
今日は今までの刺繍についての総括と新たな刺繍作りに
ついての打合わせをする。
有難いことである。高校3年間一緒の教室で勉強した仲で
はあるが、高校時代あまり交流はなかった。
卒業して40年。人間の縁とは不思議なものである。
こうして私のベトナムでの活動を応援してくれている。
同級生とはありがたいものである。家族のこと、今後の人生
などについて話し合った。意味の深い1時間半であった。
帰りに「久保田 万寿」(1升ビン)をもらう。
久保田万寿を飲んで「子どもの家」支援を一層頑張れと言う
意味なのか? それともただの「のん兵衛」へのプレゼントか?
いずれにしろ高価な久保田を頂き、早速今夜「與芝君」の期待
に応えなければならない。
午後2時過ぎ、自宅着。妻も通院。
「赤い月(下)」(なかにし礼)を読み終える。
上下2巻を読んでの感想。
なかにし礼の実体験を基礎に書かれた話なので説得力が
ある。なかにし礼の人生への基本的な姿勢は「国家は信用
ならない」というものである。本書でなかにし礼はこんなことを
登場人物に言わせている。
『ソ連軍が参戦するや、居留民を置き去りにしていち早く
逃げ出した関東軍と軍属や満鉄。敗戦後、外地の居留民
は現地に定着せしめるべしと言った外務省。引き上げ費用
を出さなかった日本政府・・・。残留孤児・・。日本という国は
国家自体がすでに悲しむ心を失ってしまっているのではない
だろうかと公平は思った。』
中国から引き上げて来た主人公の一人が中国残留孤児の
国籍を取得する会のボランティア活動をする。また、もう一人の
帰国した主人公をベトナム戦争や湾岸戦争の報道カメラマン
と設定し、中国での出来事がベトナム戦争、湾岸戦争へと
つながるよう描いている。
読み始めると引き込まれる本である。個々の描写は優れて
いるが、全体の筋立てにかなり無理なところがあるように
思えた。不自然な筋だてや話の展開が随所にあるように
思われた。
夕方、宇都宮縫製工業組合佐藤理事長の経営する
「マルサ」社員の上野さんから電話。
JASSへ5万円の寄金をしたとのこと。佐藤社長の
紹介とのことだった。ありがたいことである。
ホリエモンやヒューザー小嶋社長のように30億円の
自家用機に乗っている「勝ち組」の人もいる。
マルサの佐藤社長や社員の上野さんのように
自分には直接利益のない「子どもの家」への寄金を
くれる人もいる。世の中様々である。
日本社会は支配層の腐敗が深く進行している。
同時に社会の目立たない所にいる多くの庶民は真面目に
世の中を生き、支えている。
昨日の国会答弁で格差社会を認めている我が首相ではあるが
マルサの皆さんを見ていると、これからの日本社会が
本来目指すものが何なのかを考えを考えさせられた。
夜、與芝君にもらった「久保田万寿」を『試飲』する。
これから毎日試飲の予定。美味しい。淡白でアルコール
くささがない。
投稿者 koyama : 2006年02月02日 14:31
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