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2006年01月26日
通院ー上田元代表と懇談
晴天。
少し気温が上がるが、寒いのには変わりがない。
18通のメール受信。12通のメール送信。
午前9時前自宅を出て春日経由都庁前へ。
心臓の定期健診。
都庁前にいたホームレスの人たちが誰もいなくなっていた。
NSビルの1階にあった大きな書店と音楽専門店がなく
なっていた。たった3ヶ月ほどの間に。世の中の変化の
早さについてゆけない。この本屋は私の読みたい本を
かなりの確度でおいてあったのだが・・・。
心電図、レントゲン、採血、診療。2時間。
昨年10月の採血の結果。尿酸値・中性脂肪が高いとの
こと。原因は飲酒、運動不足?。
心臓、血圧は安定しているとのこと。数種類の薬をもらう。
医療費12000円。うーん・・高い。
片道1時間半。往復3時間。
地下鉄車中で読書。「マオ 誰も知らなかった毛沢東」を
読みきる。上下1000ページの大作。
著者 ユウ・チアンは1993年1月に「ワイルド・スワン」を
日本で出版。
私がベトナムに行く時に買って読んだ記憶がある。
著者の祖母・母と三代にわたる中国での生活。著者が
1960年代の文化大革命で何を体験したのか、文革の
実態を告発した実録でもあった。
それから12年間かけて書き上げた「マオ」は、毛沢東の
出生から死までの生涯を書いたもの。
この本の最大の特徴は450人もの関係者に直接会って
話を聞いているということ。ロシアの歴史資料館で
旧ソ連時代の未公開文書を丹念に調査。特に
スターリンとコミンテルン関係の未公開文書を調査。
・中国関係者には毛沢東の娘婿、弟の孫、親戚、毛沢東の
娘、長男の嫁、従兄弟・・・。更に毛沢東の友人、同僚。
劉少奇の妻、鄧小平継母、劉少奇の前妻、林彪の息子の
婚約者・・・・。
・台湾関係者 張学良、蒋経国、・・・・
・アルバニア等旧東欧諸国のリーダー
・日本関係者 有末精三中将、江藤瀋吉教授、不和哲三
藤原彰教授、三笠宮親王、宮本顕治、中島峯雄外大教授、
二階堂進、野坂参三、清水正夫(松山バレー団)
立木洋(日本共産党幹部)、竹内実教授。
かなり多くの歴史的指摘があった。
①日中戦争中、毛沢東は日本との提携を模索。
主敵を蒋介石においていたこと
②スターリンは日本がソ連に攻めてこないよう日本軍を
中国に閉じ込めることを主眼にしていたこと
③ベトナム関係では、ジュネーブ協定をベトナム側の
意向を聞かずに頭越しにアメリカと密約を交わし
ベトナム側に押し付けたこと。また、毛沢東は
ホーチミンを子分・中国派と考えベトナム共産党に
様々な圧力を加えたこと
④1954年の抗仏戦争「ディエンビエンフーの戦い」
では「ナヴァール計画」というフランス側の作戦戦略
を秘密に手にいれ、ベトナムへ派遣されていた
中国軍の主席軍事顧問に渡した結果、ホーチミンは
フランス軍との戦いに勝利。
⑤中国は1965年から高射砲部隊15万人をはじめ32万人
の兵隊をベトナムに派遣。そのお陰で北ベトナム側は
南に大量のベトナム軍を派遣できたこと
毛沢東の最後の言葉が「三木武夫」だったことも興味のある
ところだ。
午後3時半、自宅を出て巣鴨・日暮里経由で我孫子へ。
自宅から片道1時間半。上田元JASS代表と合流。
午後9時過ぎまで懇談。午後10時半、自宅へ戻る。
投稿者 koyama : 2006年01月26日 09:40
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