2005年12月28日
フエを発ち日本帰国へ。
終日雨。
約2ヶ月のフエ滞在だった。
今回の日本帰国は1月5日からの講演会、2月5日の
JASS総会やその準備等のため。
午前9時、東京に到着した内田さんより「無事帰国」
の電話。フエから東京自宅までは長い旅である。26時間
ほどかかっている。無事帰国された声を聞いてほっとする。
最近はこうしてフエを訪問し帰国された方から電話などで
「無事帰国報告」があることが稀になってきた。これも時代の
流れなのだろうか?
内田さんの話では成田空港付近は3度~4度とのこと。
相当寒そうだ。防寒の衣類を着て行かなければ・・・。
改めて内田さんに感謝。
午前10時、ハイバーチュン高校の副校長先生・
労働組合委員長・ホーチミン青年団担当教員などが
「新年」の挨拶にやってきた。
ベトナム事務所2階の会議室で応対。ハンさんの通訳。
ハイバーチュン高校には10年間奨学金を贈呈している。
この奨学金は東京太平観光北垣会長の寄贈によるもので
ある。
昼食後、帰国の荷物等準備。
午後3時過ぎ、トンチンカンホテル発。
リー君・ターオ君が見送ってくれる。
午後6時半、ホーチミン空港(タンソンニャット)着。
ホーチミン市で小学校支援をしているF氏の
出迎えを受ける。午後9時過ぎまでF氏の
活動の様々な問題について話し合う。
F氏の話ではホーチミン市は「拝金主義」に侵されているとのこと。
小学校では学校・教師が「制服・体育着等」を強制的に
購入し、リベートをもらっている。学校や自宅で補習をしお金を
取っている。そうした拝金主義の結果、公立学校へ通うのにも
かなり高額なお金が必要になっているとのこと。
貧しい家庭の子どもたちが通学出来なくなっているそうだ。
多くの貧しい家庭は地方農村からの流入者で住民票がない。
従って不安定な労働者としてホーチミン社会の最底辺で社会
を支えている人たちであるが、収入が少なく「高額」になった
公立学校に送り出すことが出来ないという実態があるとのこと。
又、ホーチミン市の階級格差は非常に大きく、多くの地方農村
流入者と一部共産党幹部や企業家など特権階級の贅沢三昧な
生活のとの乖離は相当大きなものがあるようだ。
午後11時55分、ホーチミン市発VN機で成田へ行く予定だったが
30分ほど遅れる。
小山2006年1月~2月帰国日程
12/
29(木)午前7時半成田着
30(金)
31(土)
1/01(日)
2(月祝)
03(火)
04(水)
05(木)P1:20新英語研究会関東大会記念講演/那須塩原
06(金)
07(土)
08(日)A10役員会
P1:30オアシスの会懇談
9(月祝)
10(火)P1静岡市役所訪問打ち合わせ
P8 京都・紫野ローターアクト講演会
11(水)講演会休 香川県西成さん訪問懇談
12(木)
13(金)
14(土)
15(日)
16(月)
17(火)
18(水)
19(木)
20(金)豊島区豊成小講演会
21(土)P5高校クラス会
22(日)役員会(予定)
23(月)講演会休 京都綾部前泊
24(火)京都府綾部市立綾部小学校講演会
25(水)
26(木)
27(金)
28(土)P1日本事務所会議
29(日)親戚結婚式
30(月)
31(火)
2/01(水)
02(木)
03(金)
04(土)
05(日)A10日本事務所会議 P1ベトナムの「子どもの家」を支える会総会 )
06(月)
07(火)
08(水)
09(木)東村山市民講座
10(金)
投稿者 koyama : 2005年12月28日 23:00
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