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2005年12月19日
日本料理実習
終日雨。
とても寒い。
今朝も起きられず、寝坊する。朝食ぎりぎりに起きる。
普段は5時半から6時には起きられるのだが・・・。
午前8時半、ベトナム事務所で打ち合わせ。
オアシスの会の会の大塚さんから電話。
午前10時40分、日本料理店へ。
日本料理店では店長のホンさんと料理4人組で料理を
作っていた。自分たちで料理を作る手順に慣れてきた。
経験と時間が必要。人を育てるということは、時間と
忍耐、自主性、間違いの繰り返しが必要。
先日、ハノイのバッチャンに買出しに行った日本料理店の
食器類は、12月25日頃、届くとのこと。
日本料理店は、トンチンカンホテル全体の工事が終わらないと
開店できない現状である。8月下旬に開店予定だったのが・・。
来年2月頃までは工事がかかるようだ。完成の時期は不明。
●段々料理がうまくなり手順が良くなった「料理4人組」
●エビの下ごしらえ
●小魚の下ごしらえ
●協力して天ぷらを揚げる
●日本人のお客さんの注文を聞く練習
●天ぷら定食
●肉じゃが
お客さんの注文を取って急いで天ぷらをあげる。
それぞれのお客さんの個別注文料理を出す。
警備員のリー君もベトナム人客役となる。
午後2時半、フエ市共産党委員長のクアン氏がトンチンカンホテル
を訪れる。先日のトゥア・ティエン・フエ省共産党大会で任務が変わり
トゥア・ティエン・フエ省共産党委員会常任委員となったとの挨拶に
来た。トゥア・ティエン・フエ省共産党委員は46人。常務委員は13人。
クアン氏はフエ市担当のトゥア・ティエン・フエ省共産党常務委員
となった。これからもJASSと協力して仕事をしていきたいとのこと。
フエに住んで12年。フエ省・フエ市の共産党・人民委員会、各種
機関など様々な人々の「人脈」を持っている。様々な情報もはいる
ようになった。海外NGOとして本当に現地で有効な支援活動をする
ためにはどうしてもこうした「目に見えない」現地の実情把握が
必要である。大使館もJICAもこうした現地の実情把握に対する
関心が非常に低い。寂しいものがある。ODAが国益だとか外交戦略
のひとつだなどと大見得を切っている「お偉いさん」もいるが、
現地の実情把握、少なくともトゥア・ティエン・フエ省・フエ市の
状況把握はとにかく弱い。表面を撫ぜているようなもの。
はなはだ寂しい日本外交ではある。
頭が痛い。今日は今までの中では特別寒い一日だった。
2005年JASS総会議案の骨子を書く。
読書「さようなら、私の本よ」(著;大江健三郎 講談社)を
読み始める。
投稿者 koyama : 2005年12月19日 23:36
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