« 日本料理店試作・批評会ーー日本語ガイド免許試験 | メイン | 「子どもの家」セン委員長と打ち合わせ »

2005年12月13日

日本語ガイドライセンス授業終了式

終日雨。

昨夜部屋に干した衣類が全く乾かない。ぬれたまま。
湿度の高さが分かる。この2週間、太陽を見ていない。
部屋がかび臭くなってきた。

午前7時、朝食。中村さんがぬか漬を出してくれる。にんじん、
なす、大根、きゅうりが頃良く漬かっている。17時間。

朝食後、第4回目の「手作り納豆」に挑戦。
残っていた大豆をきれいに洗う。日本と違って砂やごみが
たくさんはいっている。かなり丁寧に洗わないと駄目。
水につけて1日おく。

午前中、読書。
午前10時、ベトナム事務所でベトナム事務所員会議。

昼食後、昼寝をしようかと思ったが工事の音と強烈なシンナーの
匂い。1階でコンプレッサーを使ってペンキを吹き付けている。
3階の私の部屋の前にシンナーを使い、木に塗料を塗っている。
トンチンカンホテルの建築工事中、目がかゆくなったり、鼻水がでる
のはこれらのアレルギーのようだ。フエに戻ってから急に症状が
出てきた。とにかくシンナーの匂いがひどく部屋にいられない。
吐き気がする。仕方がないのベトナム事務所へ逃げ込む。
11月のはじめにトンチンカンホテルに戻ってから
ごみとほこり、騒音の中での生活に心底参ってしまう。
昼寝の時間も日曜日もドンドンガンガン、異臭。到底休めるもの
ではない。シンナー、ペンキ、グラインダーでの石削り。
毎日部屋には数ミリの石の粉とほこりがたまる。
これだけの大掛かりな工事中に部屋にいること自体が無理な
話である。

徒歩でベトナム事務所へ行く途中、2人の日本人が地図を
片手に家を探している。「どこへいくんですか?」と尋ねると
「「子どもの家」です」とのこと。ベトナム事務所に案内する。
茨城県から来た「子どもの家」訪問者母娘。
30分ほどベトナム事務所で話をし、松下先生が「子どもの家」へ
案内。


その後、30分ほど、バオミン・ベトナム事務所長と「子どもの家」
の問題について話し合う。明日、セン運営委員長と相談すること
となる。

北海道のH大学関係からフエでのボランティア体験ツアーの
可能性があるかの問い合わせ。可能との返事を出す。

午後4時50分、バオミン・ベトナム事務所長と一緒に
「臨時ガイドライセンス取得特別講座閉講式」に参加。
中村先生・石岡先生も一緒に。

受験に遅刻した「豪傑」氏は、卒業ライセンス発行式
には第1番目にやってきた。

●閉校式掲示
 「数少ない外国語観光ガイド業務向上コース閉講式」

参加者紹介。ハノイ観光省代表、フエ省観光学校校長、
「越日交流委員会」付属日本語学校校長小山の紹介。

フエ省観光局副局長挨拶。
観光省代表挨拶。
学生代表謝辞。

学生代表が外国語の先生たちに感謝の花束贈呈
試験官だった石岡先生・試験の準備をしてくれた
中村先生や日本語学校教師の皆さんに感謝する。
ハノイ観光省・フエ省観光局そしてJASSとの提携
が出来上がった。民間NGOとして微力ではあるが、
国家試験の日本語ガイドライセンスの認証の仕事を
することになった。小さな取り組みであるがこうして
日本語ガイドを養成し日本とベトナム・フエとの友好
交流に尽力したい。


●試験官の中村先生に花束贈呈

●試験官の石岡先生に花束贈呈

●日本語ガイドライセンス合格者全員記念写真


日本語ガイドライセンス合格者


午後6時半、閉講式は終了。

その後、場所を変えて、卒業生主催の先生に感謝するパーティー
が行われる。中村・石岡先生は日本語学校の授業があり、
私が参加。

パーティーは午後8時半終了。

帰宅後、1日漬けておいた大豆を圧力鍋で40分ほど煮る。
粉末納豆菌をふりかけ、納豆製造機に入れる。
28度、24時間で納豆が出来るはず。
午後10時。日本料理店警備員のリー君が納豆作りを
手伝ってくれた。40分間、圧力鍋で大豆を煮た。
その間、リー君は圧力鍋の沸騰状況を見ながら
濡れた机を拭いたりしてくれた。リー君とは10年以上の
付き合いである。色々と問題もあったが、最近を落ち着いて
来ている。年齢というものが、人間を落ち着かせるものだ
ということもある。


ハゲタカ国家日本。

みずほ証券の発注ミスにつけ込んで他の証券会社が
多額の利益をえていた。
みずほ証券の発注ミス自体も情けない話ではあるが
誤発注と認識しながら、他の証券会社がその間隙(かんげき)を
ぬって顧客に仲介するのではなく、自分の証券会社が
ジェイコムの株を買ったのである。野村證券などハゲタカ証券会社
と言っても過言でない。明らかに発注ミスと分かっていながら、
「金儲け」のためなら、倫理も道徳も無視して、ハゲタカの
ように金儲けにまい進する大手証券会社。
自分の子どもにこうした卑怯な態度を話せるのか。
与謝野経済・財政・金融担当相がこれら卑怯な証券会社を
批判した。「行動の美学を持つべきだ」と。当然の批判である。
法律には違反しないが、人間としてしてはしてはいけないことである。
日本の支配層やグローバリズムの象徴である世界金融資本の
腐敗はどうしようもない所に来ている。金儲けだけに生きる
魔物である。ブッシュ大統領や小泉・竹中氏が主導している
新自由主義の行き着く先である。
ケイズン主義すら否定し、資本が好き勝手に動ける「勝手気ままな」
世界資本主義を目指している。スイスに本拠のあるUBS証券は
たった数分でみずほ証券のミスに付け込み100億円以上もの巨額の
富を手に入れた。耐震強度偽装と根は同じである。
金儲けのためには、命もモラルも眼中にない「無政府資本主義」
世界に突入しようとしている。新自由主義路線の実態である。

投稿者 koyama : 2005年12月13日 17:43

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://koyamamichio.com/mt-tb.cgi/735

このリストは、次のエントリーを参照しています: 日本語ガイドライセンス授業終了式:

» Kieran Sigismund from Kieran Sigismund
Everyone has the obligation to ponder well his own specific traits of character.... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年07月17日 10:02

コメント