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2005年10月01日

日比谷公園「グローバルフェスタJAPAN2005」

ベトナムでの活動がテレビで放映予定

2005年10月22日(土)午後1時55分
テレビ東京系(1都6県)

晴天。

日比谷公園で行わた「グローバルフェスタJAPAN2005」に
参加。後援は日本政府、民放連、MHK、日経連、東京都・・。
今日、明日で20万人参加予定とのこと。
約200の海外ボランティア団体が参加している。

私たちJASSは物品販売・JASS説明ブースとブンボー販売ブース
の二つを出店。

物品販売ブースでは、刺繍みやげ物店で作った刺繍作品や
ベトナムの物品を販売。

ブンボー販売ブースにはお客さんが鈴なり。10分以上の待ち時間。

店の前でブンボーの売り込み。JASSツアーに参加した中学生の
鴻池君も。

調理場では例年のように高橋さん、柳沢さんがブンボーつくりに活躍。


ブンボー販売店の前は長蛇の列

静岡の会から笠井さんも来ていた。しばらく意見交換。
JICAベトナム事務所の会計責任者だった江本さんとばったり会う。
体調不良。立っているのがつらくなる。

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今日10月1日、フエ市がベトナム政府より「第1級都市」に指定された。
フエ市内で記念式典。

式典に参加したバオミン・ベトナム事務所長と税田ベトナム事務所員

フエ市第1級都市指定は実に政治的なものである。
フエ市とフエ省との対立・政治的綱引きの産物。
フエ市はフエ省から独立し、ハノイやホーチミン市のような「政府直属」
都市の指定を望んでいた。
数年前、隣のダナン市と共に国会に申請。国会での論議となるが、
フエ省がフエ市の独立に反対し否決、ダナン市だけが独立都市となる。
日本で言えば政令指定都市のようなもの。
その後、フエ市は何度も政府に陳情。その度にフエ省は県庁所在地の
フエ市の独立に反対し今日に至る。フエ市とフエ省の力量と能力の
差は歴然としている。フエ市の方が海外との付き合いも多く
外交は洗練されている。省はフエ市を除くと山岳地帯か農村。
結局政府は、フエ市とフエ省との対立を「第1級都市」という
訳の分からない制度をつくり、当面の妥協を図った。
第1級都市に指定されたのはフエ市のみ。
国会で第1級都市という制度を作っても「市と省」の権限の線引きは
未だに出来ていない。12月に政府の調査団がフエにやってきて
市と省の話を聞き、権限の線引きをするとのこと。
外交権、財政権などをどのように線引きするのかは未定。
基本的にフエ市は独立し、一部権限を引き続き省が握るという
形で解決が図られるのではないかと推測している。
12年間フエに住んでいるが、フエ市とフエ省との和解できない
程の対立を数多く見てきている。

JASSはフエ市に軸足を置きつつ、フエ省とも付き合ってきた。
地元の実情を知らない海外ボランティアは省の方が力があると
思い、省と提携し結局は失敗している。
私たちは最初から一貫してフエ市との提携を軸に活動を進めて
いる。地元の実情を知ると言うことが海外ボランティアを成功させる
最大の秘訣でもある。

投稿者 koyama : 2005年10月01日 15:15

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