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2015年04月08日
支援の子どもたちの件を検討:バオミンさん訪日から帰国
午前6時起床。
午前7時朝食。
「チャオ・バイン・カイン」(小麦粉手打ちうどん)
「子どもの家」在籍の子どもたちの退所等について
一人ひとり確認する。
バオミンさんから電話。4月1日から7日まで訪日していた
バオミンさんが、ベトナムへ帰国。
午前中、帰国したとの電話連絡あり。
ベトナム事務所のいくつかの課題を打ち合わせ。
午前11時半、昼食。
「エビ入りラーメン風麺」
午後、読書。「残夢の骸(満州国演義9)」船戸与一著
アジア・太平洋戦争、特に満州国をめぐる戦争。
ヤルタ会議が開かれるが、軍部は、陸軍と海軍の
争い、高級将校の出世主義などで一般兵士が
いかに「無駄死に」したかを詳細に描いている。
政府・軍部は、ソ連に仲介してもらい「和平」に持ち込もうと
の思惑があったが、「見事に」裏切られる。
日本自身、ソ満国境で70万人の兵士を動員し
「関東軍特殊演習」(関特演)を行い、ソ連への
挑発行為を行っていながら、ソ連に停戦の仲介を
頼もうなどと考えている軍部の考えが、偏向していた
ことが分かる。
今日、天皇・皇后は、パラオ群島を訪問し約1万人の
戦死者の慰霊を行った。
パラオでは、私の伯父さんが戦死している。
パラオのペリリュー島には、「水戸歩兵第2連隊」が派遣されて
いた。母親の弟である。20歳程度ので戦死している。
既に母親の兄弟12人は、全員(あの世)に行ってしまった。
この叔父さんは、病死ではなく戦争で亡くなっている。
もう一人の母親の弟も「パレンバン」で戦死している。
パレンバンは、インドネシアのスマトラ島。
戦争末期、大量の徴兵があり、20歳程度の若者が
徴兵され、死んでいる。
今、この二人の叔父さんの戦死を知っている人は、
ほとんどいない。せめて私が慰霊をしたい。
そして、日本が二度と戦争しないに国になることが
最大の慰霊だと思っている。
理屈ではなく、戦争は絶対にしてはいけない。
安倍首相の「集団的自衛権」「安保法制」は、
「かつて来た道」に戻る「恐るべき」方向である。
全国民が反対し、「外交と政治」で国際問題を
解決する国民的世論を作って行きたい。
今の安倍政権の方向では、「気付いた時には
手も足も出ない」状況になっている。
天皇・皇后のパラオ群島慰霊は、こうした安倍首相の
暴走への警告とも思える。
午後6時、日本料理店へ。
午後6時半、日本語学校の先生が帰ってくる。
夕食。
午後9時過ぎ閉店。7人の来客あり。
投稿者 koyama : 2015年04月08日 19:28