« 日本語学校→日本料理店 | メイン | 終日、当面の業務;日本料理店 »

2014年10月17日

「子どもの家」卒業生結婚披露宴参加

午前5時起床 小雨

午前7時朝食。「フォー・ガー」(鶏肉入り米麺)

午前中、11月に帰国した際の討議資料を作り始める。

午前11時15分。「子どもの家」卒業生のトゥオン君の
結婚披露宴に参加。私、バオミンさん、ハンさん、ソン君。

フエでは、結婚披露宴を数回する。親戚や大世話になった人たち
を招待しての披露宴に参加。

夕方からは、友人や知り合いを呼んでの披露宴を行う。

トゥオン君は26歳になる。
地元の「祖国戦線」の役員をしているとのこと。
祖国戦線とは、ベトナム共産党を支える「大衆組織」
ベトナム共産党と共にベトナム政治を運営している
という形になっている労働組合・宗教団体・知識人・商工業者
農民組合などで作られているが、実態は、ベトナム共産党の
政治を支える組織ではある。

トゥオン君は、両親が死亡し、中学生・高校生時代に
「子どもの家」で生活していた。高校を卒業して直ぐに
「仏門」に入った。
時々「子どもの家」に遊びに来ていたが、剃髪し、青々とした
丸坊主だったが、いつの間にか仏門を出て、政治の世界に
入ったようだ。

こうして26歳になり、成長したトゥオン君を見ると『20年間』の
「子どもの家」の歴史の重さを改めて感ずる。

トゥオン君は、弟と兄弟で「子どもの家」で生活していた。

親戚の人たちがたくさん集まっていた。


トゥオン君の弟。「子どもの家」時代と顔は変わっていない。
大人になった。


披露宴のセレモニー開始

ワインをグラスに注ぐ


会場入り口に飾られていた写真


昼過ぎに退席する。

外は豪雨。

宿舎へ帰り少し昼寝。

夕方から新郎新婦の友人を集めての披露宴がある。

日本料理店の子どもたちも参加するため、今日の
日本料理店は中止。


読書「志ん生一代(上巻)」(結城昌治著:朝日新聞社)

生まれてから噺家になり、二つ目まで昇進した位までの
話が上巻。

相当、いい加減な生活をしていた。著者の結城氏が
その時々の政治情勢(米騒動・関東大震災・・・)などの
歴史的な評価と情勢を取り混ぜながら、志ん生が
どんな人生を歩んだのかが分かる。

私が子どもの頃から、成人になるまでラジオ・テレビで
見ていた噺家の若い時代が出てくる。

「とんがりの林家正蔵(先代)」はが「三遊亭円楽」という
名前だったことも知った。

そして、落語界が、常に派閥と分裂を繰り返していたことも
分かる。

投稿者 koyama : 2014年10月17日 18:28

コメント