« JASSベトナムHP作成委員会 | メイン | 1日寝ている »

2014年05月17日

リー君・フック君と昼食会

快晴 真夏の真夏。

午前6時起床

午前7時朝食。

「フォー・ボー」(牛肉米麺)

午前中、バンベー45号の編集。

JASSベトナム新HP原稿を書く


午前11時前。リー君から電話。

宿舎の近くの道路にいるという。

急いで出かける。

リー君と「子どもの家」卒業生で画家のフック君
がいる。フック君は自転車。

3人で「ヤギ肉料理屋」へ。フエ市内の外れ。

昔、住んでいた「ハイリー・ホテル」の近く。

農村地帯だ。

店の前には、『美味しそうな? ヤギさん」がいる。


何となく『目に涙がこぼれている』ように見えなくもなかった。

「ヤギ鍋」をつつきながら、リー君とフック君の
近況を聞く。



個人的には、ヤギ鍋よりも「唐芙蓉」が美味しかった。



野菜は虫に食われている。農薬を使っていない?



リー君は27歳。「子どもの家」在籍5年。
フック君は26歳。「子どもの家」在籍14年。

リー君は、警察門前にあるオートバイの
警備員。

フック君は、町の絵画屋さんに勤めている。
絵画屋さんの家に泊まりこんでいる。
絵画屋さんの社長に頼まれた油絵を
描いている。


オープンエアーの庭で軽く一杯飲む。


午後11時過ぎから午後2時まで色々と話し合う。

私は先に帰る。リー君がオートバイで送ってくれる。
その後、リー君・フック組んで再度飲むようだ。
二人の住んでいる家が「子どもの家」の近くの
ようだ。

二人とも真面目に仕事をして生活しているようなので
一安心。

二人の話題は、「中国の侵略」問題。
二人とも色々な情報を知っていた。真実かどうかは
不明だが、二人の若者が真剣に自国のことについて
話す姿は、それなりに立派なことだと思った。
リー君は相当愛国心に燃えていた。反中国なら
命がけでも戦うというような気持ちに燃えていた。

午後2時過ぎ宿舎へ帰る。2時間程昼寝。


午後5時半、徒歩で日本料理店へ。

午後6時過ぎ、日本語学校の先生が戻り
夕食。


今晩は、8人の来客あり。忙しかった。
新人HAさんもかなり日本料理店の仕事になれたようだ。

8人の来客で厨房は大忙し。


午後9時半閉店。

HAさんは、高校3年の妹が電動バイクで
迎えに来ていた。



徒歩で帰宅。

ベトナム政府・公官からメールが2通入る。

中国問題で「軽挙妄動」をしないようにとの
内容だった。一方的に全国民にメールを
送信している。通信の秘密などはどこかに
飛んでいってしまったようだ。
ベトナム政府としては、一部の暴力主義者・
跳ね上がり分子の妄動で中国や国際世論からの
批判を受けたくないとの気持ちがにじみでている。

リー情報通によれば、明日フエでもデモが行われる
とのこと。警察などのコントロールの下でのデモだと
言っていた。こうした際に一部の跳ね上がり分子が
客観的な状況も踏まえずに暴力・過激行動に走る
傾向がある。これは日本でも同じである。
冷静な対応と行動が求められている。


この2週間ほどの異常な暑さでベトナム事務所の
日本人スタッフは、相当参っている。

私がほぼダウン寸前。川原先生も体調を崩し、
今日は富岡先生も体調が悪いとのこと。

異常な猛暑が2週も続いている。エヤコンが効かない。
こんな時は、体調が悪くなったと感じたら、直ぐに
横になること、食事をしっかり取ることと話す。

私自身は、今日朝食を取ったきりで、昼はビールを飲み、
夜は、日本料理店でビールを飲んで1日が終わった。
体にいいのか?悪いのか?


7月24日から8月19日までベトナム事務所・
「子どもの家」等でボランティアをしたいとの申し入れが
あった。この時期、「20周年式典」や式典参加ツアー、
地球の歩き方ツアー、多数の訪問者がある。
関西地方のR大学を卒業した女性のボランティア希望。
ベトナム事務所で私とバオミンさんと何度か相談、
いくつかの会議も開き、受け入れについて話し合い、
日本料理店スタッフへの英会話の指導、「子どもの家」の
子どもたちへの英語の指導などの内容で「受け入れる」旨の
返信をした。

しかし、関西のR大学卒業生の女性からの返事は
「既に違う団体でのボランティアをします」という
あきれ返る内容であった。
JASSベトナム事務所では、その女性のために忙しい中、
何度も会議や打ち合わせを行い、彼女が「子どもの家」に
来てきちんとした支援が出来るよう時間をかけて配慮をした
のだが、この女性は、そうした「現地」での努力や苦労に
心が至らない人間だった。悲しいというのか、可愛そうな方
である。

私は返信で「ストリートチルドレン支援やボランティアを
考える前に、自分の行動が他人にどうのような影響を
与えるのかを考えた方がいいのではないですか?」
とのメールを送った。海外支援・ボランティアなどという
ものは、自分が勝手に自己満足でするものではない。
相手のいることだ。相手の状況・気持ちなどを斟酌して
自らの行動を決めるのは、最低の任務である。
この女性にボランティアなどということばを使う
資格はない。自分中心で、他人の事情や状況・努力など
への想像力を欠いた人間に支援やボランティアなどと
言う言葉を使ってもらいたくない。他人に迷惑をかけるだけの
ことだ。

投稿者 koyama : 2014年05月17日 19:05

コメント