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2014年04月13日

休日

午前8時起床

午後12時半。気温30度。湿度50%(室内)

午前8時半、朝食。昨日の昼食の「小麦粉うどん」
の残り(3分の1)を食す。

部屋の掃除。洗濯。

受信メールに返信。

家族にいくつかのメール送信。

落語を聴く。春風亭昇太の「壷算」。

この40年程の間にかなり多くの噺家の
「壷算」を聴いた。

昇太の話は、「うるさすぎる」。最初から最後まで
「押しまくる・うるささ」。江戸落語の「話しているのか?
話していないのか?」分からないように噺しながら、
面白いと言う噺を期待しても無理な時代になった。
ただただ「騒々しい」だけ。騒音「昇太」。
関西「吉本」の影響ではある。時代がそうなったのか?

私が一番好きな噺家は「先代 金原亭馬生」師匠。

今の「吉本どぎつい」時代には合わないのだが
何ともいえない味わいがあった。池波志乃の父親。
古今亭志ん生の長男。


午後5時過ぎ、電圧がさがり蛍光灯などがつかない。
徐々に暗くなる部屋で仕事。

午後7時には、部屋中が真っ暗になる。
結局、一晩中「蛍光灯」は点かなかった。

夜、石井君から電話。
体調が大分良くなったとのこと。熱が上がったり
下がったりを繰り返しているようだ。
3食、食事をし、休養するよう話す。

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東京新聞にベトナム航空キャビン・アテンダント
が盗品等運搬の疑いで逮捕された、との記事が
載っていた。

起こるべきして起こった事件。
ベトナム航空自体が、真っ当な航空会社には
なっていない。この20年間、年間3回ほど日本に
帰国し、ベトナムと日本を往復するが、時刻通り
飛行機が飛んだことはほとんどない。
またホーチミン→フエへの飛行機の登場口が
「テレビモニターで表示された」登場口とはいつも
異なっている。信用できない航空会社だ。

ホーチミン空港などでは、何度も「賄賂」を取られている。
私が悪いことをしているのではないのだが、延々と
取調べをし、次の飛行機に乗れなくなる。
「嫌がらせ」をして、賄賂を取るホーチミン空港の
スタッフの多いこと。腐りきっている。
その最大の理由は、飛行機内のCAも空港内の
スタッフもほとんどの人は、ベトナム共産党幹部の
子弟や関係者。一党独裁の特権階級の「独占物」として
の空港関係の業務である。能力があるかどうかという
評価以前に「共産党幹部の子弟かどうか」で就職が
決まる社会を20年間、見つめてきた。
ホーチミン空港もフエ空港も「窓口スタッフ」も含めて
自分の仕事に誰も責任を持っていない。基本的には
「サービス」というが概念が存在しないともいえる。

ベトナム航空のCAなども同様にベトナムでは
特権階級の関係者。誰もチェックをする人がいない。

この種の犯罪も「それほど罪の意識なく」行われて
いる。
ベトナム戦争反対運動をした人たちが、今でも
「英雄的ベトナム人民・解放戦線・共産党」との
幻想を持っているが、ベトナム社会の現実は、
相当「歪んで」いる。

私は20年間ベトナムに住んでベトナム社会を
その底辺から「トップ」までじっくりと見てきた。
そう単純に「英雄的ベトナム人民・解放戦線」
などとはいえない、不正・汚職・賄賂が横行している
社会。超格差社会になっている現実を直視して来た。
「ベトナム人の目は澄んでいる」などとお目出度い
評論を書いている人もいるが、ベトナム社会の
実相を直視する必要がある。

今回のベトナム空港のCAの「盗品等運搬事件」は
彼女ら・彼らにとっては、普通の行動だったことを
知るべきである。

午後12時半、昼食代わりに「」フダ缶ビール」4本を
飲む。

(東京新聞:北川成史、福田真悟)

日本で万引された衣料品をベトナムに運んだとして、盗品等運搬の疑いで警視庁に逮捕されたベトナム航空客室乗務員(CA)の女が「副機長に誘われ、昨年六月以降、衣料品や化粧品などを七回ほど運んだ」と供述していることが、捜査関係者への取材で分かった。「多くのCAが小遣い稼ぎにやっている」とも話しているといい、盗品などの運搬が乗務員の間で広く行われていた疑いが浮上している。 

 逮捕されたのは、CAのグエン・ビッチ・ゴック容疑者(25)のほか、ベトナム人窃盗団の男四人=窃盗罪で有罪判決=と、盗品と知りながら衣料品を窃盗団から買った埼玉県のベトナム人女(30)=盗品等有償譲り受け罪などで有罪判決。

 捜査関係者によると、グエン容疑者はメールで、来日のフライト予定を埼玉の女に連絡。女は、窃盗団から買った品物をグエン容疑者の宿泊先などに宅配便で送っていた。

 グエン容疑者は、自分の荷物に隠してベトナムに運搬。女の妹の雑貨商に渡して、手数料を得ていたという。グエン容疑者は「自分の月給は七万~十万円だが、一回のフライトで二万五千~三万円の副収入になる」と供述しているという。

 埼玉の女が送った宅配便の伝票を警視庁が調べると、供述を裏付けるかのように、宛先に副機長やグエン容疑者を含むCAら計二十七人の名前が出てきた。同庁は、副機長一人と別のCA四人の計五人は運搬回数が多いとみて、ベトナム航空に事情聴取の要望を伝えている。

 同社をめぐっては、二〇〇八年にも別の副機長が盗品等運搬容疑で埼玉県警などに逮捕されたことがある。ベトナム航空本社の担当者は本紙の取材に「個人の行為で、印象をおとしめられたのは残念だ。〇八年の事件後、CAやパイロットにはサイドビジネスで商品を運ばないように署名させている」と説明する。

 今回の事件後、同社は盗品を運搬できないようにするため、CAらの荷物をハンドバッグと小さめの衣類用バッグに限るように決めた。警視庁から聴取要望のあった五人については、一時停職処分にして内部調査を行う。

 捜査関係者によると、グエン容疑者は「荷物を運ぶのは内規違反で、いけないと思っていた」と話す一方で「盗品とは知らなかった」と容疑を否認しているという。

投稿者 koyama : 2014年04月13日 13:28

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