« 平常業務 | メイン | バンベー44号第4回目の校正 »

2014年01月03日

いくつかの問題で話し合いをする

快晴

午前中は、2月16日に東京神田で行われる
「JASS創立・「子どもの家」創立20周年記念式典」
についての準備等を行う。


多数のメール受信。テレビ東京を観た方からの
メール。全てに返信をする。


今日は料理のセンさんが親戚の結婚式で
田舎へ行き、朝食・昼食なし。

近くの「ベトナム風ほか弁」屋に行く。
3万ドン(150円)


午後3時過ぎ徒歩でベトナム事務所へ。

刺繡の先生と打ち合わせ



前フエ市人民委員会外務部長のニエン氏と
いくつかの問題で意思統一。

その後、バオミンさん・税田さんと
日本料理店の子どもたちの給料値上げに
付いて話し合う。

一般的な物価が30%も上昇している中で
日本料理店の子どもたちの給料は据え置いてきた。

税田さんに試案を作ってもらい、15%~25%の
値上げを決定した。

ベトナムは「社会主義」と名乗り、「労働者・農民の国」
と言っているのだが、現業労働者の賃金は、デスクワーク
労働者より圧倒的に低い。

レストランなどではマネージャーの給料が圧倒的に
高く、調理人の給料は一番低い。

この思想は、日本でも同じである。
東京都職員(教員も含む)の給料は、
都庁職員は一番高くなければならない
との思想がある。「行政職第1表均衡論」
である。
水道・都バス・地下鉄・教職員などは、
現業労働者。都庁職員より給料を高くしては
いけないと労働組合の中で平然と論じられていた。

田中角栄が「人材確保法」を通し、教員の
給料を高くした。このことに都庁職は猛烈に反対した。
人材確保法で、東京都では教員の給料が一番高く
なった時期があった。労働組合の中での論争が
続いた。
ベトナムでは、ホワイトカラーが一番給料が高いという
思想が未だにはびこっている。現場労働者は一段低い
という思想である。ベトナム社会主義の実態を反映
している。

日本料理店の子どもたちの
①基本給(年功評価・長く勤めたら高い)
②各種手当て(店長・調理主任・接客主任・会計担当
         在庫管理担当・注文管理担当・・・・)

①②を総合し子どもたちに給料を支給している。
平均で20%の賃上げを2014年1月から実施する
ことを決める。


午後5時半、夕食。
石井君は、ベトナム語を勉強中。大分上手に
なってきた。

午後9時過ぎまでに9人の来客あり。
大半は日本人。厨房は大忙し。

ヒエップ君が風邪で休む。
3人で調理・背客をしていたが、途中で
店長のTUOIさんが発熱。体調が悪くなり
早退。

最後は、税田さんも出て、厨房はヒエウさんと
二人。接客グエットさんも頑張り、何とか税田さんも
入れて3人で切り抜ける。


お客さんの注文の「マグロ丼」。
美味しそう。



午後9時半閉店。

明日は、日本料理店が開店できるかどうか
不安である。風邪と体調不良が日本料理店の
子どもたちに蔓延している。

投稿者 koyama : 2014年01月03日 23:52

コメント