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2013年11月24日
「子どもの家」へ
午前7時起床。
簡単な柔軟体操・筋力トレーニング。
午前8時半、宿舎へバオミンさんが迎えに
来てくれた。
バオミンさんのオートバイの後ろに乗せてもらい
「子どもの家」へ。
今日は日曜日。子どもたちはそれぞれの方法で
休みを楽しんでいた。
今日は、退所を希望している子ども・親との
懇談・面談をした。
A君。重度の脳性まひ。G医学専門家が
長い間支援をしてくれている。
大分成長し、表情も豊かになっていた。
在宅支援終了予定のBさんと懇談。
家庭の経済状況が良くなったので退所したいとのこと。
父親は心臓病で仕事が出来ない。
本当に経済力が付いたかの実情を親に聞く。
ーー
C君(14歳) 子どもたちで年上の男子に
いじめられるのが怖いという。
「子どもの家」のいじめの実態を詳細に
調査する。
事実、C君がいうような実態があったことが判明する。
セン委員長・ロック寮長とも話し合い、「子どもの家」
の中での年上の「男子」のいじめの実態をなくす
方策を相談する。
来週、もう一度、C君と話し合い、「子どもの家」に
残るよう説得する。「子どもの家」の先生たちが
責任を持って「いじめ」を撲滅すると話す。
ーー
D君
祖父母と生活。父は出稼ぎ労働者で各地を点々とする。
母親の兄が村議会議長になったので、今後、少し支援を
してもらえるようになったとのこと。最終的には、在宅支援
に。
ーーー
E君
「子どもの家」創立時からの「子どもの家」住人。
5歳で入所。現在25歳。
中学卒後、色々な研修をしたが、ほとんどの
研修は2~3ヶ月程度で終わってしまう。
25歳になり、今後どうするのか、どんな
人生を歩みたいのかを話し合う。
来週、もう一度、話し合うこととする。
2時間半、かけて5人の子どもたち、親と
話し合う。幸せな将来に向けて、子どもたちの
行方を親と一緒に相談した。
残念ながら2人の子どもは、親がいないか
親が子どもたちに目がいかない子どもたち
である。
たった1人、2人の子どもだ、との意見も
あるが、私にとっては、絶対的に大切な
存在の子どもたちである。最大限の知恵と
エネルギーを使って、子どもたちの未来、
将来設計にかかわって行きたいと
思っている。子どもたちのことを考える
親がいないという実情がある。何とか
非力な私たちではあるが、子どもたちの
未来の幸せを考え、子どもたちに寄り添って
一緒に将来設計を考えて行きたい。
今日は日曜日ではあるが・・・・。
バオミンさん・セン委員長・ロック寮長も
日曜日・休日にもかかわらず、子どもたちに
ために日曜出勤である。JASS「子どもの家」は
『お役所仕事』は絶対にしたくない。
昼過ぎ、宿舎に帰る。
途中、バオミンさんに頼み「コムディア」「ビンザン」
=庶民の食事を買う。2万5千ドン(125円)
ご飯の上に「卵焼き」「味付け肉」「野菜炒め」など
がのっている。
午後2時、昼寝に入る。
午後5時。今日の退所関連の問題で話し合った
4人の子どもたちとの話し合いの内容をまとめ
税田さん・バオミンさんに送信。
午後7時過ぎまで「必要な資料」を整理する。
明日から、テレビ取材団が「子どもの家」・日本料理店
に来る。1週間の取材だ。
投稿者 koyama : 2013年11月24日 21:32