« バオミンさんたちと打ち合わせ;地球の歩き方5班夕食会 | メイン | 日本へ一時帰国 »

2013年09月18日

ブライセン打ち合わせ:日本料理店会議:ニエン前外務部長送別会

終日雨。台風が来ているとのこと。

宿舎の前の道路も冠水する。
日本料理店の子どもたちの家の床にも
水が入ったとのこと。


午前7時朝食。
「肉団子入りチャオ・バイン・カイン」


午前8時半、ベトナム事務所でブライセン
K部長と懇談。

その後、バオミンさん・税田さんと
明日私が日本へ帰国するが、その後の
諸問題についての対応策を相談する。

宿舎の洗濯機が故障。ソン君が業者を連れて
きてくれる。

しばらくソン君がつきっきりで故障箇所を
説明する。

しばらくして乾燥機部分の故障が直る。

午前11時半、昼食。

「海老入り春雨麺」 数口食す。


2時間程昼寝。台風が来て気候が変だ。
体が異常にだるい。

午後3時40分、雨の中徒歩でベトナム事務所へ。
D・B大学の学生さんのベトナム事務所実習も
そろそろ終わりの日が近づいて来た。
明日、私が帰国するので、挨拶。
真面目な学生さんだ。担当する先生が立派な方
だと推測する。

日本料理店では、3ヶ月前に3200グラムの女児を
産んだ トゥオイさんが、料理の仕込をしていた。
元気な母親である。


「子どもの家」から出張して日本料理研修を
しているヒエップ君。最近は料理にも関心を持ち
頑張っている。

この半年ほどですっかり成長し、日本料理店
の中心になっているヒエウさん。3歳で「子どもの家」
に入所して以来の付き合い。


接客主任のグエットさん。
世界中のお客さんの言葉を聞き分け、きちんと
注文を取れるようになった。日本料理店の
中心の一人。

午後4時半から日本料理店会議。
日本料理店の4人の子どもたちとバオミンさん、
税田さん、富岡先生。



初めに私が挨拶

・9月19日にフエを出て日本へ一時帰国する。
 その間は、税田さんが日本料理店の責任者、
 富岡先生が副責任者なので、問題があったら
 よく相談するように。
・夏のスタディーツアーが終わった。
 皆さんの奮闘で日本料理店での食事は
 成功した。皆さんに感謝したい。


子どもたちからの意見発表

(グエットさん)

・生ビールのタンクが15リットルのものが出た。
 今までは50リットル弱。
 しかし、会社は15リットルのタンクを入れる
 なら2本まとめてないと納入しないといっている。
 どうしますか?

●皆さんの意見
  50リットルのタンクに入った生ビールは、
  常時水素ガスで冷やしているので、発酵
  が遅い。しかし、15リットルのタンクを
  2本セットで持ってこられては、1本は
  水素ガスで冷やして発酵を遅らせられるが
  置いたままの1本は、冷やさないので
  直ぐに発酵してしまう。意味のない
  納入方法だ。今まで通り50リットルの
  タンク入りの生ビールにし、水素ガスで
  冷やしながら、販売したほうが効率的。
  
・小さい生ビール用のグラスが足りなくなった。
 かって欲しい。
●1ダース購入する。

・調理場のガス台を買い換えることになって
 いたが、忘れていた。明日、新しいガス台
 を購入したい。

(トゥオイさん)
・先日「とうふステーキ」を試作した。
 きのこを入れたいのだが、いいか?
●試食したが美味しかった。色付きの
 きのこをいれたらどうか?

(ヒエウ)

・冷凍庫の調子が悪い。直して貰いたい。
●業者を呼んで調子を調べてもらう。

ーー
3ヶ月前に「女児」を出産したTUOIさん。
すっかりお母さんになっている。

3200グラムで生まれた女児の名前は
「はりねずみ」ちゃん

ベトナムでは本名と通称の二つの名前を
つける。通常は通称(愛称)で呼ぶ。

あまり立派な名前をつけてしまうと
悪魔だか鬼だかに「さらわれてしまう」と
いう話があり、通常、生まれた子どどもの愛称は
「悪い子ども」的な名前をつける。
「はりねずみ」ちゃんもその一つ。

バオミンさんのお子さんの愛称は
「アルファー」と「ベーター」。

本火炎樹日記に日常的に登場する
LY君は「わがまま」という意味。
LY(りー)君などは、愛称の通り育って
しまっている。

日本料理店会議終了後、急いで
宿舎へ帰る。荷物の整理。

日本とベトナムを年間2回から3回「移動」する。
大事なものは、全て持ち歩く。
日本での生活全体を推定し、必要なものを
日本へ持ち帰る。

午後5時前、バオミンさんがタクシーで迎えに
きてくれる。

今夜は、フエ市人民委員会前外務部長の
「ニエンさん後援会主催」送別会。

参加者はフエ市人民委員会外部員。
その他、本当に近しい人の私的会合。
主催は、「ニエン氏後援会」。

新フエ市人民委員会外務部長のイクホアン氏の開会
挨拶。
1993年に私が大学でバオミンさんと一緒に
日本語を教えた教え子第1期生。

今日はフエ市人民委員会外務部員の他に
前フエ省共産共産党委員長のマン氏も参加。

今晩のパーティーで私が食べて美味しかった
料理。

猪の肉。コリコリして本当に美味しい。

フエで始めた食べたソーセージ。
豚の内臓をミックスし、豚の腸に入れたもの。


ニエンさんの奥さん。フランス語の先生。
ニエん氏とはフエ師範大学の学友。

全員ベトナム共産党員の会合の中でたった一人
共産党員ではないバオミンさん。

フエ省の実質的な最高実力者マン氏。

1993年9月1日からフエ師範大で日本語を教えた
第一期生のイック・ホアンさん。今回、ニエンさんの
退任に伴って後継のフエ市人民委員会外務部長に
就任。ベトナム事務所のバオミンさん・会計のハンさん
と一緒に私の教え子。


数年前にマン・フエ省共産党委員長と
訪日した企業家。今日の会の
事実上の発起人。


フエフーズの「越の一」という」日本酒を特別に
オーダーし、参加者全員の美味しい日本酒を
堪能してもらう。


左から「新フエ市人民委員会外務長」
左二番「前フエ市人民委員会外務部長」
小山
右端「フエ省共産党委員長」


ニエン外務長、マンフエ省共産党委員長


バオミンさんJASSベトナム運営委員長との
付き合いは、20年になる。
一番信頼できる人間である。
第1にずるいことをしない。第2に貧しい
子どもたちに愛情を持っている。
第3に頭が良い。私がしたいことを直ぐに察知し
行動してくれる。
第4に良家の育ち。育ちは、その人間の生き方も
左右ことがある。


午後5時から午後8時半まで送別会は
続いた。

投稿者 koyama : 2013年09月18日 17:59

コメント