« ブライセン関連の訪問者懇談 | メイン | 終日休息 »
2013年05月09日
ブレインパッド社長一行を案内し市内視察
昨夜遅かったので朝起きられず。
快晴
午前7時朝食。「おかゆ」
午前9時、宿舎の近くまで車が迎えに来てくれた。
バオミンさんと一緒にブレインパッド社長一行の
宿泊しているCホテル、更にブライセン本社社長・部長
の宿泊しているSホテルへ。
ブライセン新事務所を訪問視察。
ブライセン新事務所は、静岡フエ青年交流会館
の2階にある。
現在20人近くの若いスタッフが研修・仕事中。
ブライセン本社からほぼ「常駐的」にフエで
指導しているK部長。(左)
ブライセン本社関係者
ブライセン本社藤木社長とバオミンさん
視察中のブライセン本社・ブレインパッド社の皆さん
ブレインパッド社は東証マザーズに上場している。
今回はブライセン本社から4人のエンジニアが
ブライセン支社指導に入っている。
真面目に仕事に集中しているブライセン支社員。
「子どもの家」関係出身者3名もブライセン
ベトナム支社で仕事をしている。
現在ブライセンベトナム支社で行っている仕事の
概略を説明するK部長
業務の説明を受けるブライセンベトナム支社員
今日は気温33度、湿度83%。最近では一番暑く
湿度も高い。
フエ王宮を視察。
グエン王朝直系の子孫「バオミンさん」の
説明で王宮を視察。グエン王朝13代(数人は
欠けている)の位牌が安置されている場所を
視察。バオミンさんの詳しい説明を受ける。
今日はあまりに蒸し暑いので「皆さん」も
かなり疲れてきたようだが、頑張って視察。
その後、「子どもの家」を視察。
セン委員長の歓迎の挨拶の後、私が「子どもの家」の
1階と2階を案内する。
「子どもの家」の歴史とベトナムでの役割り、
日越友好の取り組みなどを説明。
午後1時半、「子どもの家」を後にする。
昼食は皆さんの泊まっているホテルに変更。
あまりに暑いので、屋外での食事は無理。
ホテルのレストランのお客は我が一行のみで
あった。食事は、所謂(いわゆる)「洋食」中心。
私は食べるものがなかったので、「ブンボー」
(米麺)を頼み、麺だけ食べる。
午後2時過ぎ、ホテル近くの中型スーパーを視察。
フエで最初に出来たスーパーだが、お客もほとんど
いなく、室内が薄暗い。これでは、利益はあがらない。
従業員もダラダラして仕事をしようとの意欲が全く
みられない。
続いて、車でドンバ市場視察。
市場を一回りし、フエという町の庶民の生活を
知ってもらう。
午後3時過ぎ、私を宿舎の近くの大通りで下ろし、
皆さんは、ダナンへ。
ダナンで一部の皆さんは、ハノイ経由で帰国。
一部の皆さんは、ダナンに泊まり、明日1日
ダナンに滞在する。
私は、朝から蒸し暑い中での案内だったので
相当疲れる。直ぐに横になり、1時間ほど寝る。
税田さんから電話あり。
小児ガンNGO(UCCL)代表でJASSの里親
担当をしている渡辺さんがフエからダナンへ
行く車の中から電話。フエでの活動を終わり
帰国されるとのこと。
読書「卒業」(東野圭吾著:講談社文庫)読了。
高村薫の本を読んでしまったので、東野圭吾
の推理小説は、人間の実態と息吹が全く
感じられない。推理を楽しむだけのもの。
何故、人間はそうしたことをするのか?
といった「殺人」を犯す人間の生い立ち、環境など
のバックグランドの説明がないので、全ての描写が
「白々しい」。
高村薫を改めて思い出すと、殺人を犯した人間の
生い立ち、心の苦闘、現在の生活を克明に記録
している。そうした人間のベースがしっかり描かれて
いると、その上に起こる殺人事件も真実味があり、
読者はフィクションの世界に引き込まれる。
東野圭吾は、推理小説を書こうとするあまり、
人間の生活・人間描写がほとんどなく、
殺人の犯人探しゲームを書いているようで
他の東野圭吾の本を読もうという気持ちには
なれない。
午後6時、夕食。朝の残りのおかゆを
お茶碗1杯食す。ベトナム茶を飲む。
夕食後、読書。
最終的には私の一番好きな作家「藤沢周平」に
行ってしまう。千葉全教関係者が大量に
持って着てくれた「藤沢周平」の本。
「よろずや平四郎活人剣(上)」
(藤沢周平著;文芸春秋)
投稿者 koyama : 2013年05月09日 20:26