« ブライセン本社打合せ:歯科医へ | メイン | 会員と懇談会 »

2013年02月27日

11日間不在中の「仕事」を自宅で遂行

午前7時起床  寒い

昨夜、初めて「マウスピース」を上歯にかぶせて寝た。
上の歯に何かがついて、もがいている夢を見た。

ベトナム事務所からいくつかの電話やメールあり。

午前中は、ある件について関係者に電話をしたりし、
問題解決にあたる。


この間、返信できなかったメールへの返信を
1日かけて行う。

頼まれていたボランティア関連の原稿を書く。

葉書を書いたが、切手はいくらのものを貼るのかが
わからなくなっていた。ベトナムに20年住んでしまうと
日本の変化についていけなくなった。ものの値段が
分からなくなった。急速に変わるIT関連の進歩にも
ついていけない。以前、息子が「スイカ」を買ってくれた。
私は切符と同じ機能だと思い、改札口にある切符挿入口に
「スイカ」を」入れてしまう。改札機械は詰まってしまい
私の後についていた人たちはスイカがつかえなくなる。
丁度通勤ラッシュ時。
他のお客さんは「この馬鹿者」と思っているようなそぶりで
となりの改札口に行ったことを思い出す。

今日は1日家の部屋で仕事をした。
12日間のフエ市人民委員会訪日団の案内はさすがに
疲れた。今日は外出せず家で休む。

夜も仕事。

午後7時半、フエの「リー君」から電話。

「小山先生の帰る3月3日の夜、飲みましょう」とのこと。
「いいよ」と返事をした。

沖縄の山田電気で買った「NHKテレビテキスト」
『般若心経」(佐々木閑著」を読む。興味津々の
内容。

ブッダと大乗仏教の関係を詳細に書いてあった。
大乗仏教は、ブッダ死後500年ほどたった新興宗教
であった。ブッダの理論とはだいぶ違うと佐々木先生は
書いている。当時の仏教の新興勢力である大乗仏教は
ブッダの自らの人生と体を投げ捨てて精進する路線を
取ったが、仏教の新興勢力である大乗仏教は
「自分で苦しまないで」あの世に行ける的な宗教を
模索し、仏教旧勢力と闘った。その象徴が「般若心経」
262文字。お題目・お経を読むことで救われるという
ブッダ路線とは違う大衆・安楽路線を取ったと書かれて
いた。なるほどと思う。中国の玄奘三蔵はインド仏教の
新興勢力である「大乗仏教」のみを中国に持ち帰り、
朝鮮・日本に伝える。

投稿者 koyama : 2013年02月27日 16:36

コメント