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2013年02月15日
後藤先生と懇談
寒い
午前10時、JR水道橋駅で日本語教師の後藤先生と
落ち合う。
フエ・ベトナム事務所に持って行ってもらいたいいくつかの
物を手渡す。関連する事項について説明する。
後藤先生も元気な様子。
2月15日にフエへ「帰国」する。
その足で地下鉄丸ノ内線に乗り、池袋へ。
ビックカメラへ。携帯電話の充電部分が壊れてしまい、
充電ができない。新しい携帯を買う。子供の持つ
小さい携帯を買おうと思ったが、店員さんから
「それは子供用ですからやめた方がよい」との助言。
陳列されている携帯電話で一番機能がないもの
(電話とメールだけ・・)を中心にさがしてもらい
購入。古い携帯電話内にある電話帳を「移転」した」
もらおうとしたが、古い携帯電話に電気がないと
新しい携帯に電話帳などは、「移転できない」という。
古い携帯に充電する機械があるという。
「AUショッのどこかで持っている」という。
豊島区内・その他を調べても、どこも持っていない。
「お客さんの携帯は古いので、どこにもないです」
とのこと。古いと言っても3年前に買ったもの。
IT業界では「3年」という期間は「過去」のものに
なってしまっているのだ。
「埼玉県でもいいから、充電器をもっているAUショップを
調べてほしい」とお願いする。
2時間程、その場所で立って待つ。既に午後2時過ぎ。
しばらくして店員さんが「すみません、ビックカメラ池袋店
(自分の店)にありました」との何とも間の抜けた返事。
自分の店にどんな機械があるかを店員が知らないとう
。「貴方が自分で充電する部署に行って、充電してください」
とのこと。私が3年前にAUと携帯電話契約をした際、安心
携帯サポートという特約に入っている。毎月400円弱の
支払いをしている。こういう時こそAUの「安心携帯サポート
特約」が生きる時なのだが、全く「AU特約」は意味がなかった。
自分で充電ブースに行き、担当者に充電をお願い。
30分程で充電完了。また、携帯電話売り場に行き、
壊れた携帯の電話帳を新携帯に移転してもらった。
結局、3時間かかってしまった。
こうした体験をしてみて、科学の進歩は人間の退歩に
比例することが分かった。
万一、古い携帯の電話帳が新携帯に移転できない
場合は、私は誰の電話番号も分からないのだ。
JASS日代表も副代表の電話番号も。
申請、息子たちの電話番号も覚えていない。
自分の携帯の電話番号すら知らない。
100%携帯電話の機器に頼っている自分自身の危機を
感じてしまった。
恐ろしいことだ。携帯が壊れたら誰にも電話することができない。
新しい携帯を持っていても「電話番号を1つも知らないのだ」。
情けない現実に直面し、唖然とした。
こうして人間は一層「便利な利器」に頼った生活の大きな波に
飲み込まれていく。そうして本来人間がもっている能力を
ひとつふとお
投稿者 koyama : 2013年02月15日 10:08