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2012年09月10日
2回「子どもの家」へ フエ省立病院副院長懇談
快晴
午前5時起床。
午前7時朝食。フォー・ガー(牛肉入り米麺)
午前8時過ぎ、電動バイクで「子どもの家」へ。
「子どもの家」では、地球の歩き方ツアー4班(13人)の
皆さんが、「子どもの家」の手すりなどのペンキ塗り。
時々、ペンキを塗り直さないと「錆」で手すりなどが
壊れてしまう。
子どもたちと協力してのペンキ塗り。感謝。
その後、子どもたちと一緒に昼食つくり。
10月から県立高校の化学の先生になるTHUYさんも参加
私とバオミンさんは、時間がなく、「子どもの家」で
ある問題を話し合う。中々複雑な問題。しかし
直ぐ回答をださなければならない。
海外ボランティアの現実は常に問題をかかえ、常に
回答を出し、実践し、回答が正しかったかどうかが
確認される。責任も大きい。私たちは、評論家ではなく
常に「実践」が求められる。
1時間ほど、バオミンさんと話し合い、一定の結論を
出す。
電動バイクで宿舎へ。
午前11時15分、宿舎着。
午前11時半、昼食。マカロニ・スープ。
半分残し、夕食とする。
1時間ほど昼寝。
午後2時50分、バオミンさんが宿舎までオートバイで
迎えに来てくれる。バオミンさんと一緒に「フエ省立病院」
副院長のBUI先生に面会。
BUI先生は、昨年までフエ市立病院院長兼フエ市厚生部長。
10数年の付き合いである。
ある問題でBUI先生と話し合う。色々な事情が分かり、
ある件の話をお願いする。30分ほど話し合いを行う。
その後、バオミンさんのオートバイで「子どもの家」へ。
今年、高校と大学受験は100%の合格だったのだが、
結果がでていなかった一人が大学不合格となる。
不合格となったPさんを呼んで今後の身の振り方を
セン運営委員長、バオミンさんと一緒に話し合う。
Pさんはの父親は病気で両足を切断。
母親は菅笠つくり。4人兄弟。Pさん(18才)と妹(14歳)の
が「子どもの家」に入所。
Pさんは、もう一度大学受験に挑戦させて欲しいという。
Pさんは、大学が不合格になったこと、今の自分の置かれて
位置を考えてか 終始泣いていた。
セン運営委員長・バオミンさんと相談し、もう一度挑戦する
チャンスを与えることにする。
フエの名門高校ハイバーチュン高校に通っており、
学校の成績も良かった。受験した大学も順当に合格する
筈だったし、順当に合格してもおかしくなかった。
本人も意外な不合格に涙していた。再度の挑戦のチャンスを
上げたい。
久しぶりに「子どもの家」の庭の火炎樹の木を眺めてみた。
2階建ての屋根をはるかに越える高さになっている。
10数年前、茨城県の「青年の翼」プロジェクトで「子どもの家」に
来た若者が50センチ程の「苗木」を植えた。
それから10数年。10メートル以上の高さに成長。
この木を見ているとフエ滞在の年月の長さを改めて感じた。
19年の長さを示しているかのような「子どもの家」火炎樹の
木ではある。
夕方、地球の歩き方ツアー4班の皆さんが「子どもの家」
へ到着。子どもたちと一緒に夕食を摂りながら交流。
その後、子どもたち付属土産物店でたくさんの刺繍を
買ってくれる。
子どもたちと交流。
バオミンさんのオートバイで宿舎まで送ってもらう。
宿舎でいくつかの複雑な子どもたちに関する問題解決策を
考える。
投稿者 koyama : 2012年09月10日 07:29