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2011年10月28日

午前中「心臓病院」:午後「ねんえこりん」関係者懇談

快晴  少し寒い

午前9時自宅を出て、地下鉄三田線→大江戸線で
都庁前へ。

心臓病院へ。心電図を撮る。血圧、問診・・・・・。
11月10日から4ヵ月位ベトナムにいる。その間の
心臓の薬をもらうが、2ヵ月分しか出ないので、
なかなか困難がある。

新宿NSビルを出るとまわりは、超高層ビルが林立している。



こんな所に住んでいたり「仕事」をしていたりすれば、
精神がおかしくなる。たまに来るだけで気が変になり、
落ち着かない。人の住む場所ではない。

その後、代々木まで行き、『抱っこおび「ねんねこりん」』
の製作者Kさんと友人の方とお会いする。

「ねんえこりん」は乳児、幼児を抱っこするのには
最適なおび(特許取得)
製作者の釘村千夜子さん(助産婦)の発案。
長年助産婦の経験から発案した「抱っこおび」。

5つの使い途
①抱っこおび
②おくるみ
③授乳ケープ
④ブランケット
⑤敷く

私も釘村さんから頂き次男の二人の子どもの
養育に使うよう次男夫婦に渡した。
次男夫婦は、「ねんねこりん」をなかなか重宝したようだ。
「ねんねこりん」は出産のお祝いなどに最適。
SS S M L LL と5つのサイズがある。

釘村さんは、「ねんえこりん」を通して「社会奉仕」
をしたいという熱望をお持ちである。

問い合わせは以下へ。

ねんねこりん工房
〒151-0053
東京都渋谷区代々木1-55-14-805
電話 03-3375-7631

午後5時帰宅。

読書「私訳 歎異抄」(五木寛之著:東京書籍)

歎異抄は、親鸞が京都から越後に流され、その後
放免されるが、京都へ帰らず、関東に20年間
在住し、専修念仏ー浄土真宗の真理を深め
普及した。
親鸞の教えを直接聞いた弟子の「唯円」が
親鸞の言葉を記録したものと思われるが、
唯円の書いた書物は現在見つからず、
唯円本をその後筆写した「蓮如」本が
現在、「歎異抄」として残っている。

歎異抄の意味は、関東で20年間「専修念仏」
という師匠法然の教えを深めたのだが、
関東などで、法然・親鸞と違う考えを
浄土真宗の考えだと言い出す人が出てきた
て「異論」を「歎き」「抄」を書いたというもの。

専修念仏の良し悪しは別にして、親鸞の
主張は当時の時代を考えるとなかなか
先進的・革新的・革命的なものである。

私には弟子はいないと明言する。
勉強したり経典を読んで「浄土」へ行ける
知的エリート(僧・・・・・・・)もいるが、そうした
事が出来ない、文字も読めない庶民の
ためにこそ「専修念仏」(南無阿弥陀仏を
称える)があると主張。
南無とは、「全てお任せする」という意味。
南無阿弥陀仏は、「阿弥陀様に全てお任せしすれば
浄土に行ける」という専修念仏(せんじゅ ねんぶつ)の
考え。


歎異抄自体は短いものである。
18章の異論に対する親鸞の反論。
その後、後序で親鸞の人生を唯円が語っている。
印象に残った言葉は、親鸞は僧でもなく、俗人でもない
「非僧非俗」と自分のことを言っている。

親鸞は自分のことを「愚禿親鸞(ぐとく しんらん)と言っている。
馬鹿な「はげ頭」と自称している。


2部は、古文の原文だが、五木寛之の翻訳ものを
読んでいるので、古文の原文もほぼ読める。

投稿者 koyama : 2011年10月28日 10:53

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