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2011年10月17日
終日自宅で
少し寒い
明後日からの札幌での講演会の資料・ビデオ準備。
読書「無縁社会ー無縁死3万2千人の衝撃」文藝春秋)読了
非常に衝撃を受けた。
毎年、日本で3万2千人以上の人が、孤独死し、誰も
遺体を引き取らないという現状がある。
引き取られない遺体は、「ゴミ」として処理される。
北陸のお寺さんで無縁仏を受け入れ、無縁仏として
集団埋葬しているお寺もある。
孤独死をした人の中には、「検体」させられ(親戚の意見で)
る人もいる。こうした人は孤独死に入らない。
実際には、孤独死は、4万人位はいるようだ。
毎年自殺者が3万人以上いるわが国である。
孤独死と自殺者で7万人もの人が寂しくこの世を去っている
日本である。何とも悲しい現実である。
是非、多くの人に本書を読んでもらいたい。
見えない日本の本当の現実である。
人間は、最後の最後は自分の入る「お墓」の問題に
拘泥するという実態を知る。
雨宮処凛(あめみや かりん)と本書を読み、
見えない日本社会が「融解」していることが分かる。
「二極分化」。環境などが良く「うまい人生を歩める人」と
その反対の人。本人の能力とは関係ないことで一生が
決まってしまう現実。もちろんそうしたことは、今までも
あったのだが、政治や行政が出来るだけ「救済措置」
を取ってきたのだ。「せフティーネット」だ。
雨宮や本書を読むと日本社会は、「セフティーネット」がズタズタ
に切り裂かれていることが分かる。
元首相の鳩山が毎月「母ちゃん」から1500万円の小遣いを
もらっている国である。何の恥も感じていない鳩山を首相に
した民主党の底の浅さと「いかがわしさ」が分かる。
どじょう首相も少しずつ「本性」を著してきた。
TPPは「日本にプラス」と・・・・・
投稿者 koyama : 2011年10月17日 18:50