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2011年09月19日

各種書類・手紙等を書く  日本帰国の諸準備

終日曇り・時々晴れ  少しずつ秋になる。

午前7時朝食。ブンボー・フエ  生野菜を大目にしてらう

バオミンさんといくつかの件で打ち合わせ。

バオミンさんは、午前10時、富岡先生とナムドン山岳地帯へ。
地球の歩き方6班の皆さんと一緒に。

9月26日にフエを出て、27日の朝、成田へ着く「帰国」の準備。

特に10月・11月は「雨季」。部屋にあるものは「全て」カビてしまう。
カビのえさになるものを削除しなければならない。

今日は1日、洗濯(毛布・掛け布団・・・)と部屋の掃除。
カビ止の措置を取る。

午前11時半昼食。「小麦粉の手打ちうどん」

1時間ほど昼寝。

読書「昭和の芸人 千夜一夜」(矢野誠一著:文春新書)

都家かつ江  アダチ竜光  八代目林家正蔵  牧野周一
三代目三遊亭金馬(この人の話を蓄音機で聴いて開眼した。小5)
「居酒屋」は何度も何度もレコードで聞いた。
3代目桂三木助(新卒で勤めた学校の隣りに三木助の家があった
三木助の「芝浜」を何度聴いたか)

芸人さんの人生・一生を見てみると「人間」がそこにある。
人間は+-を持っている。完璧な人間はいない。
結局、人がどう思うかは別にして、自分の「信条」と「生き方」
に殉ずるしかないのである。

いくつかのメール受信。送信。

報告書作成。

刺繍の請求書・納品書作成

明日、先日退所した姉・弟の家に視察に行く予定だった。
父親からバオミンさんに電話があり、明日は事情で
こないで欲しいとのこと。里親の方からの手紙を郵送する。

今日、東京で行われた「脱原発6万人集会」に連帯する。
大江健三郎の挨拶も良い。私たち市民は、集会とデモ
で意志表示ができると。原発は社会の荒廃と衰退をもたらすと。

あれだけの福島の原発加害があったのである。原発の本当の
恐ろしさを知るべきである。

今日の集会が政党・党派を超えて行われたことを喜ぶ。

(日本の不幸)

原水爆禁止運動も「政党系列」で運動をしていた。
共産党系は「原水協」、旧社会党系は「原水禁」
自民党・民社党系は「何とか」と。

今回の原発問題もやはり政党系列で運動が進められようと
している。馬鹿馬鹿しいことである。自分のイニシアティブ
が取れないと運動しない政党とは、何の意味があるのか?

福島原発問題。「脱原発」という使い慣れた言葉もあるが、
急に「原発ゼロ」というスローガンが出てきて、「脱原発」とは
一線を画す姿勢を示している。

今日の東京明治公園での6万人集会も旧社会党系列の
主催の集会と報道されているが、実際には各種団体が参加している。
今後の原発問題の集会も是非、今日のような形で各党派・団体が
主義主張・思想・信条に関わらず、「原発反対」の一点で一致できる
人々の総連合としての運動・集会であって欲しい。

日本の政党の未熟さを克服する良い機会である。

原発反対、原発をなくすという「人類共通の課題」には、
政党のエゴをなくし、誰でも参加できる運動にして欲しいもの
である。


細野原発事故大臣が「IAEA」で年内「冷温停止」ができると
発言。IAEAの天野事務局長と歓談したとのこと。
天野氏こそ、原発神話の信奉者なのだ。

福島原発は未だに3・11から大きな変化はない。大量の水を
注入し、高濃度の放射性水を海に「垂れ流している」だけ。

3.11から何も変っていない。

今日、「日本原子力学会」が開かれた。何人かの発言が
テレビで放映されていた。原発の管理に問題があったとの
発言はあったが、学者個人の根本的な「自己批判」が
なかった。「原子力村」の面々は自分自身が甘い汁を吸って
「立身出世」したことをこそ、まずもって自己批判すべきなので
ある。

京大の小出助教(助手)、安西助教(現在立命館大副学長)
など、「出世」できない「原発には問題がある」との立場の
研究者がいることを「原発村」の研究者は知るべきであり、
自分自身の生き方そのものを根本的に自己総括すべきである。

どんな有名大の教授になろうとも、人間として、研究者としては
未熟なものだったことを自己理解すべきである。

私は損得勘定ではなく、何か人のために自分の人生を
役立てたいと祈念している。
ーーーー

今日は「敬老の日」。私自身はこの日の対象になるのか?
疑義をもちつつ、何歳から「敬老」なのかなどと馬鹿な
ことを考えている。

1ヶ月ほど前から「以前続けていた」筋トレ(バーベル)と
ストレッチ、スクワットなどを行っている。
脳の老化と足腰の老化は、ベトナムでの仕事には
大いに支障をきたす。
出来るだけ毎日1時間は歩きたいが、フエの中心部の
交通事情は「異常」である。危険そのもの。
なかなか、外に出でウオーキンギができない。
ベトナム事務所まで徒歩で行ったり、スーパーへ
徒歩で行ったりとできるだけ、足腰の訓練を
行っている。マラソンなど過激な運動は医師に禁止されている。

毎日、少しずつの運動を続けることが肝要と自覚している。

投稿者 koyama : 2011年09月19日 19:23

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