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2011年09月15日

古賀先生赴任

終日曇り・雨  午前6時:室内気温30度 湿度80%

午前7時朝食。フエ名物「ブンボー」


午前8時過ぎ、徒歩でベトナム事務所へ。

今日は新日本語教師の古賀先生が赴任する。
ベトナム事務所員との初対面式

バオミン・JASSベトナム運営委員長の司会でお互いの自己紹介を
行う

古賀先生の自己紹介

ハン会計部長(中国の文化大革命時の言葉で言えば
資本主義の道を歩む修正主義者・実権派ということになるのだろうか?)

ソンさん(体格だけでなく、人間的にもお父さんの雰囲気が
出てきた)

多角的な仕事をこなしている原田先生

日本語能力試験2級・3級保持・日本語ペラペラのフーン先生。
現在、フエ市では一番日本語がうまい。隠語日本語堪能者で
フエ一番はバオミン・運営委員長。

私がフエ師範大学で日本語を教えた学生の中でも全く日本語が
出来ず、何を言っているのか分からない教え子もいる。
教師とし「不徳の致すところ」ではるが、基本的には本人の
能力ではある。


リー君の後を受けて「ナムドン専門家」になれるか?
島崎藤村直系の正しい日本語を話す日本語教育の専門家
富岡先生


通称「今晩は先生」。JASS日本語学校卒業生。

JASS日本語学校卒業生「ミスJASSベトナム事務所」の
噂の高い「フェリシモ」担当のアインさん


午前9時過ぎ。IT会社ブライセンの特別日本語クラスを創設
したが、その運営、カリキュラム、教授法等について関係者
と話し合う。ブライセンが費用を出し、勤務中に日本語を
教えるので、しっかりとした教育を行うよう意志統一。

私はかなり難しい日本語を使い話してみる。日本の大学生
でも通じないような難解な日本語を使ってみる。
フーン日本語部長、バオミン・運営委員長は、しっかりと
私の難解な日本語を理解している。日本語能力試験
で言えば、1級以上の能力あり。語学の能力は努力
だけでは達成出来ない。もって生まれた生得的な能力も
必要。フーン先生、バオミンさんには、その能力がある。


ベトナム事務所の会議室では、富岡先生の指導の下、
笠井先生の教え子と静岡高校で同級生のお二人が
日本語教育について話し合っている。

原田先生と日本語教育の進め方を話し合っている古賀先生


午前11時半昼食。魚の入った「おじや」。茹でキャベツ


昼食後、1時間ほど昼寝。


読書「子どもの最貧国・日本―学力・心身・社会におよび諸影響」
   (山野良一著:光文社新書)

アメリカ的発想。数値と統計でこどもたちを見る見方に
大いに疑義を感じる。学問的な世界では常識なのだろうが・・・。
こどもたちは数値や「平均」、統計では、把握出来ない特質を
持っている。数量的にこどもたちを把握する欧米系の思考法には
違和感を感ずる。これは、海外支援についても同様である。

人間は一人一人異質であり、一人一人の人生がある。
統計とか平均で人間を見る「人間」そのものが人間的ではない。
人間を「物」と見ている人間である。自分は、貧しい人間の
上にいるという立場からの研究には「嫌悪感」を感ずる。

午後3時過ぎ、古賀先生と話し合う。
これから1年間のフエでの生活についての諸注意を話す。
1年間のフエ生活で「人生の何か」を学んで欲しい、「無理を
しないで生活して欲しい」、「体を壊して病院に行くようになると
ベトナム人スタッフに迷惑をかける」ので健康には十分気をつけて
欲しい。政治的に難しいフエの実情を説明。
古賀先生は大変真面目な先生と見た。
ご両親の愛情豊かな家庭で育ったと思える「品位」を感じた。


1時間ほど話す。


徒歩で帰宅。

「フェリシモ」からの寄金の報告書作りの「手順」を考える。

多数のメール受信・返信。

午後9時半(日本時間)、NHKのテレビを見る。
中曽根元首相が原発・政治の問題を語っている。
NHKの姿勢に根本的な疑義を感ずる。
中曽根氏は、直ちに「脱原発を言うのは間違っている」など
おそよけんとう外れの発言をている。90何歳で「威風堂々」として
ているなどとんでゴマすり発言をするキャスター。
中曽根氏は、自民党の原発導入の責任者の一人だった
自らの自己批判こそすべき人間である。
NHKがいかに時代からずれているかがわかる。
NHKや民間テレビ、マスコミなどの言うことは、
おおよそけ「いかがわしいニュース」であることを
私たちは知るべきである。

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あれだけ「熱中症」に気をつけろ、とマスコミなどでもで
言われている中で、未だに学校関係者が「運動会の練習」などで
熱中症のこどもたちを出している現状に「ため息」が出る。
学校の管理職の「無策・無能」の現実をこの40年間見てきた。
文部省・教育委員会の言いなりになることで「出世する」
無能な教師をたくさん見てきた。これらの教師は自分の
意志と能力、決断では何も出来ない人々である。
文部省・教育委員会の言いなりになって「出世」した管理職の
悲しい末路。犠牲者はこどもたちである。
(注釈:一部、真っ当な管理職のいることも明記しておく)

今日の国会の代表質問。
みんなの党渡辺氏、共産党の志井氏の質問。
野田首相の回答は、全く心の篭っていない「お役人」の答弁。
何も期待出来ない首相である。

朝霞の公務員宿舎、新設原発の増設を認めるのか?
明確な最高責任者としての総理の回答なし。

野田内閣は「どじょう内閣」ではなく「慇懃無礼(いんぎんぶれい)
内閣」である。
表面は低姿勢であるが、本質は財界・米国の手先内閣。


夜、高校の同級生の與芝彰夫君たちが作っている
ラオス・ラオディーの「ラム酒」を飲む。本当に美味しい。

連絡先  http://www.laodi.jp/
メール  info@laodi.jp

試しに飲んだら止められない。美味しいの一言。

投稿者 koyama : 2011年09月15日 19:28

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