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2011年07月02日

フエ高等師範大学創立35周年記念式典

快晴  非常に蒸し暑い

午前7時朝食。フォー

7時50分。バオミンさんが迎えに来てくれる。バオミンさん
のオートバイに乗り、フエ省文化会館へ。
今日は、フエ高等師範大学創立35週記念式典が行われる。
1976年2月7日創立 →2011年2月7日で創立35年。

私、バオミンさん、日本語教師(フーン・土井・富岡・原田
の各先生)が招待された。

午前8時過ぎ、フエ省文化会館に集合。ベトナム事務所員
全員が「正装」。

午前8時10分開会。開会から1時間ちょっとは、文化祭典。
学生、教師などの歌や踊りが「これでもか?」というほど、
目白押し。

私は最前列に指定され座った。私の前に大型スピーカーがあり、
とにかく「騒音」という域を超えた「暴音」「殺人音」とも言える程
の大音響。気分が悪くなる。

国歌演奏。


橋下大阪府知事や石原東京都知事は
君が代を歌わないと処分をしている。

ベトナムの式典は適当? 今日はテープで国歌を流し
参加者は聞いていた。社会主義国である。
一般的には日本より以上にこの種の問題は
国家意識を植え付け、「愛国心」「愛共産党心」を
植えつけるために強制するのかと思えるが、
ベトナムはこの種の問題には、いたって「大らか」である。
以前、グエンフエ高校の卒業式に出たが、
テープで国歌を流している途中、テープが止まって
しまった。副校長は、「国歌終了」と宣言し、
次の式次第に進んでしまった。

初めにQUY学長の挨拶。内容省略。

続いて、フエ省知事カオ氏の挨拶。フエ高等師範大学が
フエ省立の大学である。フエ省知事よりフエ高等師範大学長
へ表彰状贈呈。(カオフエ省知事は、元フエ市長)


続いて『ラオス文部省副大臣」の挨拶。
フエ省はラオスに接している。フエ省知事は、ラオス担当の
大臣級の職にもある。ラオスからは年間300人ほどの
留学生をフエ高等師範大学が受け入れている。
フエ省とラオスとは特別に友好関係を持っている。

ラオス教育省幹部とラオス留学生から賞状贈呈。


フエ高等師範大学卒業生(コントム省の高校の先生をしている)
の挨拶と学長への感謝状贈呈

続いてシンガポールの大学関係者挨拶



最後にフエ高等師範大学学生代表のお礼とお祝いのことば

2時間半の大音響式典が終了。一種の音響「拷問」の中に
あったような気がする。

会場入り口でフエ省知事「CAO(カオ)」氏と記念写真


午前11時半昼食。チャオバインカイン。



食後2時間ほど昼寝。こうして暑い時期は、とにかく「昼寝」
が一番大事。暑さと高湿度だけで体力が大きく減退する。

読書「自民党戦国史 2 」(伊藤昌哉著:筑摩書房)
いわゆる40日抗争。福田前首相と大平現首相が、
国会の首班指名選挙に立候補する。
福田優勢の中、大平はロッキードで逮捕された闇将軍田中角栄
と新自由クラブとして分裂した河野洋平を味方に引き込み、
首相に選出。ドロドロとした政争。


午後4時頃、日本料理店へ。日本料理店のスタッフの
様子、食器戸棚の工事の進捗状態を見に行く。


食器戸棚は、風通しよく「網戸」とする。



午後5時半、日本料理店のこどもたち、日本人スタッフ
と久しぶりの夕食。土井先生は、フエ高等師範大学式典の
大音響にあたり、体調を崩し、ホテルで休養。


夕食はブン(米の細めん)に唐辛子ニンイク入りのたれをかけて
食べる。日本流に言えば、盛蕎麦なのだが・・・。
私は食事はしなかった。というのか、食欲は全くなし。

今日は土曜日。暑さと仕事に頑張っている日本人スタッフ
と軽く・軽く飲む。


午後9時、閉店。


投稿者 koyama : 2011年07月02日 10:16

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