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2011年06月17日

タンタン温泉視察

快晴 今年最高気温  39度(バオミン気象予報士発表)


午前7時、突然停電。電気が点いたのは、午後3時過ぎ。

午前7時、朝食。フォー(ベトナム風米麺:鶏肉・ねぎ入り)

停電で室内気温40度近い中で、温かいフォーを食べると
汗が吹き出てくる。汗が出るということは人間が持っている
自動冷房装置が作動したことを意味する。


午前8時、バオミンさん、原田先生・土井先生・富岡先生と
フエ郊外の温泉「タンタン温泉」を視察に行く。

7月23日(土)バーベキュー大会、7月26日(火)は、象の滝遊び
を予定しているが、象の滝の代わりに「タンタン温泉」レジャーランド
に行ったらどうか?との意見が出ていた。
7年程前までは、「タンタン温泉」で水遊びをしていたが、水が汚く
なり、最近は水がきれいで「冷たい」ダナン付近の自然の森の
中を流れている「象の滝」での水遊びにしていた。

フエを出て1時間。午前9時過ぎ、タンタン温泉到着。

「子どもの家」のこどもたちが遊ぶ予定の各種施設の水を
観察する。

みどり苔が生えている。これは水が流れていない証拠。
同時に「塩素」などの消毒薬を入れていないことも分かる。
水質が非常に悪く、汚い。こどもたちの水遊びには勧められない。


温泉リゾートを一回り視察。結論としては、水が汚く
こどもたちの健康を害する可能性ありと判断し
タンタン温泉での水遊びを止めることにし、「象の滝」での
水遊びとした。
面倒くさいことではるが、この種の問題は、人間が自分の目で
しっかりと見ることが大事。人任せにしないことが仕事上の
基本。

せっかく皆さんでタンタン温泉リゾートに来たので、
木陰の喫茶で休憩し、世間話をする。


タンタン温泉のよいところは、森林の中でゆっくりと
時間を過ごすことが出きることだ。
各種熱帯の花が咲いていた。心が和む。

午後10時過ぎに「タンタン温泉」を出発し、ベトナム事務所へ
帰る。午前11時過ぎにフエ着。

午前11時半、昼食。マカロニスープ
室内気温が朝より更に上がる。部屋は停電。
猛暑の室内で「熱いパカロニスープ」を食べる。
体から汗が吹き出る。

熟した本物の「マンゴー」。甘酸っぱくて本当に美味しい。


食後、昼寝をしようとしたが、停電のため「扇風機」も使えない。

冷凍庫も停電で止まっているが、氷のかたまりがあった。
プラスティクバッグに5つほどの塊をいれ、頚動脈に
当てる。とにかく体温が相当上がっている。温室にいるような
ものだ。高体温を下げなければならない。
氷塊5つほどで血液を冷やし、何とか体温を下げようとするが
自然の力のほうが勝っている。なかなか体温が下がらない。
ベッドに横になったが、ベッドが「熱い」。

結局2時間ほど、横になっていたが、眠れなかった。

午後3時過ぎ、電気が点く。


読書「無知の涙」(永山則夫著:河出書房新社)
永山氏は貧困のため、きちんとして基礎学習をしていない。
4人の連続殺人で逮捕され、東京拘置所に留置。
東京拘置所で漢字などの勉強を始め、詩や短歌、文書などを
書き出す。

パソコンを開き、メールをチェックする。相変わらずYAHOOメールは
開けない。違う方法を使って何とかメールを開く。
20通程のメール受信あり。

午後5時過ぎ、徒歩で日本料理店へ。

日本料理店のスタッフ用食堂は高温・多湿。
日本料理店のこどもたち4人で日本料理店を切り盛りする
力をつけてきた。

3人の日本語教師。土井先生・富岡先生・原田先生。
戦力が不足の中で精一杯頑張って仕事をしてくれている。感謝。
暑い夏だ。健康に気をつけて、この暑さを乗り切って欲しい。


暑い中での1日の仕事、ご苦労様。軽く一杯飲んで
明日の活力を養ってもらいたい。

午後9時半。リー君から電話。
(リー君) 「先生、元気?」
(小山) 「今、何やってるの?」
(リー君) 「寝るところ」  といっているが、後ろで男女の歓談
      飲酒の雰囲気の声が聞こえる。
(小山) 「仕事はうまく行ってるの?」
(リー君) 「とてもうまくいている。」
(小山)  「そう、頑張って仕事をするように」
(リー君) 「先生、俺、喧嘩はしない。」
(小山)  「うん、喧嘩をすると直ぐに警察に捕まるから・・・・」
(リー君) 「絶対に喧嘩はしない。先生、体調はどうですか?」
(小山)  「まあまあ。あまり体調は良くない。ビールがあまり
       飲めなくなった」
(リー君) 「先生、体に気をつけて。俺は仕事は今、とても
       うまく行っている」

こんな会話があり、電話を切る。

携帯の表示には「BAO」とある。「バオミンさん」と紛らわしい
表示である。

元気そうにやっていて一安心だが、自転車警備員がいつまで
続くかは、本人次第だ。

投稿者 koyama : 2011年06月17日 18:27

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