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2011年01月22日

終日寝ている

1日寝ていた。寒い。

バオミンさんからメール。返信。
フエ市人民員会などの新年会の招待状が来ているとのこと。

昨夜から下痢と吐き気。

今日は寒さもあり、1日寝ていた。体がだるい。

大学同級生のDさんが、お灸を送って来てくれた。
感謝。体を温かくするようにとのこと。

通販フェリシモの「500色」色鉛筆募集に応募した。
昨日、返事が来て「当選」したとのこと。

「子どもの家」、「トゥオンロー小学校」(ナムドン山岳少数民族)
「フールー小学校」(船上生活者の子弟の多い小学校)
の3つを申請したが、3か所に500色の色鉛筆がもらえるとのこと。
ありがたいことである。
私も神戸にあるフェリシモ本社にあった「500色」の色鉛筆を
みたが、500色という微妙な色の違いに驚いた。
ベトナムのこどもたちに「500色」という色の微妙な違いを
見てもらいたいと思い、申請書を書き応募した。
2月、フエに帰った頃には、ベトナム事務所に500色の
色鉛筆が届いたいるものと思う。500色を使ってこどもたち
はどんな絵を描くのか? 楽しみである。

テレビ東京で鹿児島県阿久根前市長が出た番組を見た。
前市長は、市民のためになるのなら、民主主義の手続き
は問題ではないという趣旨の発言をしていた。

大阪の橋下知事、名古屋市長などが、議会と市長との
意見対立を「時間をかけて折り合いをつけて」解決する
という手法を取らず、自分に同調する議会を作る方向に
行っている。

今の日本は「新しいファシズム」の入口に入っているような
気がしてならない。

阿久根前市長や橋下知事・名古屋市長などの主張は
議会が邪魔をして「市民のための政策が実現できない」
ので、議会も自分と同じ意見の人間で占めるようにし、
政策を実現する、あくまで「市民のため」との主張を
している。

日独伊防共協定を結んだイタリア「ムッソリーニ」は
社会主義者だった。国民のための政策実現のためには
独裁的な強権も必要として、ファシズムへ傾斜し、
国民も歓迎した。

ドイツ・ヒトラーの「ナチ党」も前身の党は「ドイツ労働者党」である。
正式党名の和訳は「National」の解釈の違いにより
「国家社会主義ドイツ労働党[2]」、「国民社会主義ドイツ労働者党[3]」、
「民族社会主義ドイツ労働者党」と言われている。

いずれにしろ、「社会主義」「労働者党」などと言っていたことは
頭に入れておく必要があるように思う。
ドイツもイタリアも「労働者のため」と称してファシズムに
突入している。


阿久根前市長も大阪府知事・名古屋市長も「市民の要求実現」
などという「甘いスローガン」を掲げてはいるが、結局、
知事・市長・議会を「翼賛体制」にし、知事・市長が「市民のため」と
やりたい放題の議会運営・政治が出来るという意味で、
ヒトラー・ムッソリーニと共通する手法と言える。

ドイツの経済を握っていた「ユダヤ人」排斥という
ドイツ人の心の奥底に眠っている不満・うっ屈をうまく
利用し、結局、ファシズム・独裁的手法にたどり着いて
しまった。国民も積極的に参加・容認していった。

これは、2・26事件以後の日本も同じである。
政党政治の腐敗・汚職・堕落、経済の停滞という
現実をうまく取り上げ、結局、政党政治を否定し
軍事クーデターで軍部独裁体制を確立していく。

今の政治も「民主党」の無能ぶりに国民は裏切られ
たと言う気持ちと経済の長期間停滞がかさなり、
将来展望が見えない中で「プチ・ファシズム」への
国民の傾斜傾向が気になる。

民主主義は、「時間がかかる」ということを肝に
銘ずる必要あり。すぐに何か実行する、、手続き
よりも結果だという主張は、かなり危険を含んで
いるように思える。

日本全体が政治と経済・生活に「イライラ」している。
そんな時こそ、新し現代のファシズムへマスコミの
誘導で突き進んでいく可能性がる。
時間がかかり、手続きを踏んで、対話と討論をしながら
「折り合い」をつけながら、物事を進めていくような
風潮がしっかりと根をはることが必要かと思っている。

読書「読むだけですっきり分かる世界史 近代編」
(後藤武士長:宝島社)


9通のメール受信。6通送信。

2月12日(土)午後1時半から行われる「現地報告会」
(池袋東口「豊島区民センター」で報告する
「2010年活動報告・2010年会計報告・2011年活動計画・
2011年予算」の4つの文章を精査し、JASS日本代表委員会
委員長・副委員長、各地の関係者に送信。
委員長・副委員長に当日の印刷配布を依頼する。

投稿者 koyama : 2011年01月22日 12:53

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