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2010年09月07日

省教育局副局長;フエ市官房長官・外務部長懇談。グエンフエ高校説明会

快晴  夕方一時豪雨。

午前3時半目覚める。
読書「用心棒日月抄」(藤沢周平著:新潮社)読了。

何故、どうしても読みたくなるのか? 娯楽だからだ。
小学校の頃、講談本を毎日1冊ずつ読んでいた。
とにかく楽しいのだ。忠臣蔵は、本編。義士銘々伝、
義士外伝などかなりの本を読んでいる。

藤沢周平の本は、私に取っては、講談本と同じ。
娯楽である。とにかく読みたくなるのである。理屈はいらない。
「1Q84」のように何がなんだか分からない自分が理解能力の
ない人間と思えるような本ではない。

午前7時朝食。フォー。


午前8時半、フエ省教育局へ。

静大代表団とフエ省教育局副局長と幼小・中部長との懇談。


フエ省では小学校の60%程度は二部授業を廃止した。
中学校・高校はまだ。

土曜日休日にしたのは、小学校のみ。中高校は2部授業の
ため授業時数確保が必要。土曜日も授業を行う。

午前9時半、フエ市人民委員会へ。

数日前からフエ省共産党第14回大会が開催されている。
市長・副市長などは共産党大会に出席。

フエ市人民委員会官房長官・外務部長が対応

静岡大学副学長の柳澤先生とフエ市人民委員会官房長官



テレビ局の取材あり。



静大ニフィープログラムの一層の推進を誓う。


午前10時過ぎ、「子どもの家」へ。


静大ニフィー代表団を案内。「子どもの家」の各施設を
紹介する。


5~6年前に結婚し出産したミンさんが、刺繍みやげ物店に復帰。
「フェリシモ」と刺繍みやげ物店の作品作りに協力。
この5年間ほどでかなるふくよかになっていた。28歳になるという。
10代で刺繍みやげ物店で研修していた。
これで刺繍土産物店先生の退職問題、刺繍みやげ物店の
生産能力問題の一応の解決を見た。かなりの時間と忍耐を
要した。


午前11時半、静大の先生方と昼食会。

昼寝の時間がない。ベトナム事務所で30分ほど仮眠。

午後2時半、グエンフエ高校へ。
ニフィープログラムの説明会。

90人程の理系の1年生・2年生が集まった。



「子どもの家」のニーさんもグエンフエ高校3年生と参加。


初めに静岡大学柳沢副学長の挨拶



続いて袴田先生の「ニフィープログラム」の説明

説明に聞き入る生徒

昨年10月にニフィープログラムで静大工学部入ったドックさん
の体験談。



同タン君の体験談


同ティン君(グエンフエ高校出身)の体験談
やはり自分の学校の先輩の留学体験談は生徒たちの
強い興味を引いた。

午後4時、説明会終了。校門前で記念撮影

午後6時半、地球の歩き方5班の晩餐会。

今日のメニュー。こどもたちが考えた。


今日は3つのツアーが来ている。
①静大ニフィー説明会。
②地球の歩き方5班(22人)
③青山学院大学スタディーツアー(15人)

ベトナム事務所員全員が分担して3つのツアーの夕食、
フエ空港への出迎えなどを行った。超過勤務手当ても
出ない中で、ベトナム人スタッフ、日本人スタッフの
奮闘に感謝したい。
ベトナム事務所員の気持ちが一つにまとまり、お互いに
協力してベトナム事務所を支えて行こうとの強い気構えを
スタッフの皆さんの行動から感じた。

バオミンさんとソン君は青山学院大学(15人)P7:20フエ着の
出迎え。

古竹先生と富岡先生は夜の日本語学校。その後、日本料理店
の厨房の手伝い。

私とフーン先生・フオン先生・土井先生は地球の歩き方担当。

ベトナム事務所員全員が協力しなければ、スタディーツアーラッシュを
乗り越えられない。

私は地球の歩き方5班の晩餐会の司会役。

リー君とグエットさんコンビでメニューと飲み物紹介



地球の歩き方ツアー団長の「乾杯」の音頭




生ビールについては専門家になったグエットさん。


ベトナム事務所員として活躍している土井先生


フオン先生も地球の歩き方の案内に活躍



今日はツアーが多く手が足りない。いつもは調理だけの
チャンさん。今日は食事を運んでいたい。



リー君も様々な「雑念」を払って仕事に集中していた。

午後8時半。こどもたちの自己紹介。
こどもたちが献立も考え、机の配置、料理を出す頃合いなども
考えた。



最後に全員の記念写真





古竹先生・富岡先生が写真を撮る



午後9時前、閉会。

その後、火炎樹日記を書く。

今日は9月7日。考えてみると1993年9月1日にフエに
来たのだ。既に丸17年の年月が経過し、18年目に
突入した。長い年月をフエで過ごしたことになる。

日本料理店のこどもたちが大きくなったのも当然である。

それだけ私が老化したことにもなる。

午後11時半就寝。

読書「孤剣 用心棒日月抄」(藤沢周平著:新潮社)を
読み始める。

投稿者 koyama : 2010年09月07日 23:03

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