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2010年07月29日

臨時ベトナム事務所員会議

快晴 38度  湿度高し

午前5時起床。


読書。2001年58歳で亡くなった
吉澤南著「ベトナム戦争ー民衆にとっての戦場」
(吉川弘文館)を読み読み始める。

午前7時朝食。チャオバインカイン。(小麦粉の手打ちうどん)

午前7時、内田さんご夫妻フエを発つ。

これで「ソン君・メンさん結婚式」ツアー関係者が
完全にフエを離れたことになる。

内田さんご夫妻、岩淵先生ご夫妻、高橋・柳沢さん・
高校同級生の皆さん、京滋YOUの会、火炎樹の会、
JASS主催ツアーの皆さん、坂本さん・原さんなど
多くの皆さんの祝賀の中でソン君とメンさんは、今日、
ハノイのハロン湾へ新婚旅行に旅立った。
結婚式に参加して頂いた方、また日本からお祝いの
言葉をお送り頂いた多くの方々にお礼を申し上げたい。

私は6月16日の夜3週間の日本滞在からフエへ帰国。翌日の
「京滋YOUの会」の来訪から結婚式参加ツアーが始まった。
それから13日間。2週間連続の結婚式関連行事、
各施設案内などがあり、今日「一段落」ついたと思ったら、
明日から長期・10週間(2ヶ月と1週間)のスタディーツアー
が始まる。

午前8時半、臨時ベトナム事務所員会議。
議題は明日から来訪する地球の歩き方スタディーツアー(1班)の
受け入れ態勢と担当者の決定である。

7月30日から10月5日まで多くのスタディーツアーが
フエを訪問する。「子どもの家」訪問、関連施設参観、
ナムドン山岳地帯、日本語学校交流、フエ高等師範日本学科
交流、観光などの諸取り組みを行う。

提案はバオミンJASSベトナム運営委員長から。
当面は、明日からの地球の歩き方スタディーツアー第1班への
対応である。日程の確認。今回から新しく修正する活動内容
などの確認。そして、担当者の確認。



ベトナム事務所員の皆さんは、結婚式の件でかなり疲労が
溜まっているが、更にこれから2ヶ月ちょっとの長期ツアー
への対応を「分担」しながら、お互いを気遣いながら進めよう
との和気藹々(わきあいあい)とした雰囲気が私にも伝わって
くる。
仕事は大変でもお互いが気を遣いながら助け合って仕事する
場所が「職場」である。

バオミンさん・原田先生といつくか重要問題について相談する。

8月5日から「フェリシモ」関連でマルタカの直井社長と
社員の方が来訪される。その打ち合わせをする。

ツノダ・ベトナム設立、2ヘクタールの土地の貸与、工場建築
等の進行状態を確認する。

静大留学生の夏一時帰国にあわせて出身高校での留学体験談
講話の件。コックホック高校、ハイバイーチュン高校、グエンフエ
高校で行うことが確定した。

結婚式ツアーの中で同時並行的に「フェリシモ」と「ツノダの
工場建築」を進めていた。

午前11時半。昼食。おかゆ。

下痢が止まらない。「ものもらい」だと思っていたが
結膜炎だった。口内炎は多少治る方向に行っている感じがする。
腰痛は一進一退である。頂いた貼り薬を毎日貼っている。
食欲がなく、今日は朝も昼も消化の良い食事にしてもらった。
立っているのが辛い程、体がだるい。

昨年の同時期の読書量を比較してみた。

2009年7月末  58冊。
2010年7月末  28冊。

今年は昨年の半分しか本を読んでいない。
今年も時間があれば最大限読書をしたのだが・・・。
仕事量が昨年の倍近くなったことも事実である。
「フェリシモ」、「ツノダ工場建設」・・・・。
昨年以上に「休み」がなくなり、2週間、3週間と1日も休みがない
という仕事の仕方になってきている。疲労が固まってきている。
多少は老齢化も関係していないとはいえないが。

この10年近くボランティア貯金からもらっていた600万円
程の交付金がなくなった。私や税田さん、バオミンさん、
ハンさんの給料、家賃などがでていた。それが全額廃止に
なってしまった。そのため、600万円の収入を求めて
今年の初めからベトナム事務所ではいくつかの新しい
取り組みを「手探り」で進めている。「フェリシモ」の
ベトナム雑貨・刺繍制作もツノダのペンチ工場建築も
そうした背景がある。これらの取り組みに私やバオミンさん
を先頭にしてベトナム事務所員全員で「一致協力」して
邁進しないと「こどもたちを助ける」などと口で言うだけでは
単なる「お題目」になってしまう。
私もバオミンさんも「フェリシモ」の刺繍や雑貨などを作る
経験などない、。ましてやペンチ工場を作るなど夢にも
思っていなかった。しかし、こうした新しいことへの挑戦は
人間を鍛える。新しいことへの挑戦心を失った時点で
JASSは「死に体」になると私は思っている。
常に新しいことに対して勇気と情熱を持って挑戦する
気持ちを失いたくないと心がけている。
今日のベトナム事務所員会議は、そうした皆さんの気持ちが
表れているように思えた。

1時間ほど「午睡」(熟睡した)

午後3時、床屋へ。100円。

20通ほどの受信メールを読み、必要な返信。

午後5時半。日本料理店で夕食。

既に来客あり。

来客の接客で夕食を遅く摂るグエットさん。


今日はホーチミン市から「マグロ」が届いた。
こどもたちが「中落ち」を刺身にしてくれた。
生臭くなく、とっろとして美味しい。


午後9時過ぎ閉店。

投稿者 koyama : 2010年07月29日 18:29

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