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2008年11月21日

終日、JASS関連の仕事

終日雨。時々豪雨。気温20度。寒い。

午前7時朝食。
ブンボー。体調が悪いせいか美味しくない。3分の1ほど
残す。

しばらく日本語の先生と不在中の出来事其の他の四方山話
をする。

午前9時半、11月12日から16日までのハノイ滞在、
18日・19日フエ調印式、20日・21日ハノイ滞在中の
大量のメールを再度読み直し、返事を出していないメールが
あるか確認。いくつかの大事なメールに返事を出していなかった。
時間をかけてメールをだす。

その後、部屋の片付け、整理。荷物等の整理。それでも
部屋はまだ雑然としている。

午前11時半、昼食。

午後12時半から昼寝。

午後2時読書「田中清玄自伝」(ちくま文庫)を読む。
田中清玄(たなか きよはる)は、戦前の共産党の
幹部であり、戦後は反共右翼の巨頭であった。
どんな人生を歩んだのか興味あり。古本屋にあったので
買ってみた。生い立ちは、会津家老の子孫。
毎日新聞編集委員がインタビューをするという形式で
生い立ち(祖先、生まれ)などを語り、弘前高校で
革命運動に入る。1993年出版し、その年、87歳で死去。

バオミンさんと電話でいくつかの問題についへ話し合う。
渡辺和代さんと電話で話し合う。

JASS日本委員長にメール。当面の諸問題。

「子どもの家」セン運営委員長から電話。
明日、「子どもの家」創立15周年記念式典を行う。
日本料理店で研修をしている2人の子どもたちが
式典で歌や踊りをする。今日はその練習のため
日本料理店にいけないとのこと。
急いで大塚さんに電話。大塚さんと話し合い、
今日の日本料理店は休店とした。

午後5時、夕食を買いに外へ出る。大雨。
日本からカッパを買ってきたが、体の中まで雨が
しみこんでくる。

ベトナム事務所近くの「ほか弁屋」で15000ドン(100円)
のほか弁と水を買う。

「ハイリーホテル」へ戻る。日本から持ってきた本を整理する。

改めて2008年1月から今日までの読書録を整理する。
昨日までで69冊。1週間1冊のペース。
3月4月と7月8月9月は訪問者が多く読書の時間が
取れない。
年度当初100冊の読書を目標としていた。
これから年末まで時間があれば、20冊程度の読書をしようと
計画。私の読書の基本的なスタンスは「娯楽」である。
面白いかどうかは別にして、娯楽として読書を「楽し」んでいる。
どんなジャンルの本でも読みたい。世の中の出来事、私の
知らない世界に大いに興味がある。勉強・義務としての
読書を排する。読書をすることで人間性を豊かにするなどという
大それた気持ちはない。落語のCDを聞くのと読書は同じ
もの。その時点で「その世界」に入り、当面の雑事を忘れられる
娯楽。
近代化が進めば進むほど、人間は細分化された領域に
生きるようになる。特定の分野しか視野に入らなくなる。
ポピュリズムはそうした時代に人間を騙し、一定の
方向に誘導する。一種のファシズム。小泉改革がその典型。
そういう時代だからこそ、自分に関係ない分野の状況を知ること、
人間を総体としてとらえる小説などを読む意味があり、「細分化」の
対極としての「人間総体」を見たくなるのであり、読みたくなるものなのだ。

午後7時半、夕食。美味しい緑茶が飲みたくなる。
冷蔵庫を探すとあった。丁寧にお茶を入れ、適温に冷まし、
数分間置く。美味しいお茶を最後の一滴まで入れる。
美味しい緑茶を飲むと気持ちが本当にリラックスする。

急激に気温が下がる。フエ人の多くの人が体調を崩す。
バオミンさんも体調を崩し、午後は家で休む。

投稿者 koyama : 2008年11月21日 19:36

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