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2008年06月30日

バンベ33号の校正

曇り・晴天


午前中、部屋の掃除。書類の整理。フエ帰国時の持ち物の
整理。

午後はJASS機関誌「バンベー」33号の原稿公正を行う。

読書「教師格差」。かなり詳しく教育現場の実態を述べている。

7月5日午後に行われる茨城火炎樹の会講演会の
内容を準備し、必要なビデオを揃える。

ベトナム事務所からからいくつかのメール受信。

日本へ帰って来て3週間。毎日のように「殺人事件」がある。
殺伐とした日本社会である。罰則を強化し、死刑執行を増やす
ことで「抑止力」となる可能性はあるが、人が人を殺すという
行為を本質的になくすことは出来ない。何故人間が人を殺すに
至ったのか? 何が人間を殺人へ導いたのかを究明する必要が
ある。「子どもの家」で親から捨てられた子どもたちと付き合って
15年。幼児期の養育と愛情、その後の育成の仕方などの
総合的な結果が子どもたちに強く影響を与えている。
幼児期の養育と困難な環境が全て「悪影響」を与えるとも
限らない。その困難を成長のバネにして大きく成長している
子どもたちもいる。同時に幼児期の複雑な家庭環境が子どもたちの
人間性に強い問題を残すこともある。人間はなかなか複雑な存在で
ある。

夕方テレビを見ていた。『大食い競争』。
寿司と焼肉の食い競争。若い男性は1時間ほどで寿司を
105皿210巻。8キロの寿司を食べた。
若い女性は40人前の焼肉4キロを食べた。
馬鹿馬鹿しい。馬鹿食いをする若者を責めるより、
こうした番組を作るテレビ局の連中の馬鹿さ加減には
言葉が出ない。何の意味がある番組なのだろうか。

私など回転寿司に行ったら5皿~6皿程度しか食べられない。
105皿・210巻を食べてどうしようというのだろう。自慢したいのか?
たくさん食べられる人は偉いといいたいのか? 過食をすることで
苦しんでいる人をテレビで見て視聴者が喜んでいるというのだろうか?
本当にこの種の番組の意味が分からない。

投稿者 koyama : 2008年06月30日 17:24

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