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2008年04月29日

成田着:国際ソロプチミスト東京ー東の皆さんと懇談

晴天

今日午前0時05分 ホーチミン発のベトナム航空機で成田へ。
午前7時40分成田着。千葉の気温は13度。寒い。

昨日から今日にかけて13時間半ほど座っていた。フエ空港の待合室
で2時間、飛行機1時間半。 ホーチミン空港で4時間(夕食含む)、
成田まで6時間。成田から乗ったスカイラーナーでは、
お尻が痛かった。

東京も寒き感ずる。長袖がないと寒い。

午後2時、上野の国立博物館へ。「国宝 薬師寺展」
今までどうしても見たかった
奈良薬師寺の日光・月光菩薩の特別展。今年は奈良遷都
1300年。史上初めて日光菩薩・月光菩薩の2体を同時に
門外にだしての特別展。
上野の山へ行く。すごい人出。今日は休日だった。
国立博物館へも多くの参観者。入館まで長蛇の列。
ほとんどの参観者は「前期高齢者」。50代、60代の夫婦連れが多い。

今回の特別展で最大の見ものは、日光・月光菩薩2体の同時参観と
2体の背中についている金色の「背光」を外し、2体の仏像の背中
を見ることが出来ること。

実際に参観し、素晴らしかった。特に「ライト(照明)」の上手な使い方。
広い展示場に日光・月光菩薩が適度のライトの中に浮かんでいる。
参加場所も近く仏像を見ることも出来るし、2メートルほどの
舞台が出来ていて、遠くから、上から仏像を見ることも出来る。

1300年ほど前に日本人は素晴らしい仏像(銅製)を作っている。
30分ほど、遠くでライトアップされた2体の仏像を見ていた。
「癒し」という言葉があるが、日光・月光菩薩は最高の癒しである。
腰を薬師如来(今回は薬師寺にある)に振っている。素晴らしい
装身具・本当の裳と勘違いするような柔らかな衣類。
腰を曲げる技法は4世紀頃のインドのものとのこと。
顔はアルカイックスマイルの影響も受けている。

2体の背中には、素晴らしい飾りが浮き彫りになっていた。
シンガポールでサリーを作った時にお店に飾ってあった
インド人の使っている飾りと似ている。

私が最初に薬師寺に行ったのは中学校の修学旅行
だった。その後、新婚旅行。家族でと数回行っている。
最初は薬師寺の東塔を見に行っていたのだが
金堂にある薬師三尊を見て圧倒された。
威厳と慈愛の薬師如来、優しさの日光菩薩、優しさの中に
強さを持っている月光菩薩。1500円の入場料は安かった。
2時間ほど滞在。人が多く疲れた。

午後6時。ホテルニューオータニへ。国際ソロプチミスト東京ー東
の皆さんと懇談。寄付金の贈呈式。1997年、フエの市立病院
の一角に「フエ市障害児医療センター(ベインビエン)を建築
して頂いた。その後、更に増築工事もして頂き、今日の
障害児医療センターの基礎を作って頂いた皆さんである。
ホテルニューオータニ内「なだ万」で季節の日本料理を
ご馳走になる。10年間のお付き合いである。
国際ソロプチミスト東京ー東の皆様方に心から感謝。
午後9時まで懇談。

昨日から今夜にかけては長い時間だった。

投稿者 koyama : 2008年04月29日 08:16

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