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2007年11月24日

ブライセン・ACCL懇談

晴天

寒い

午前8時半、高校同級生のY君と西台駅まで会い、若干
の懇談。久保田万寿をもらう。
お互い、健康に気をつけようとの話をする。そんな年齢に
なって来たのも事実。

午前10時過ぎ、自宅出て山の手線で五反田へ。
ブライセン本社へ。来年ブライセンに研修に来る
「子どもの家」卒業生VU君など2人の訪日の打ち合わせ。
詳細な日程、研修内容、手続きなどについて細かいつめを
する。ブライセン側はとても良心的な対応をしてくれる。
その他、当面するJASSとブライセンの諸問題についても
話し合う。

午後1時、五反田駅前で「ACCL」(アジア・チャイルドケヤ・リーグ)
代表の渡辺さんと懇談。ベトナム中部の「小児ガン支援」
「小児ガン父母の会」の運営などについて打ち合わせ。
208年5月、幕張メッセで行われる国際医療学会への参加、
シンガポールでの学会参加問題などについて協議。

読書「田辺源氏(下)」。柏木の巻。
源氏物語の中心は、源氏と柏木と思えるほど、内容のある部分。
人間の奥底深い苦悩。
天皇の娘だった女三の宮を源氏は妻にする。
しかし、源氏と若い日の雨の夜御所で「女性の品定め」などをして
青春を楽しんだ籐の中将の息子柏木が、女三の宮にほれ込み、
無理やり「不義の子」を産むが、柏木も女三の宮も源氏と女三の
宮との間の子どもとしてしまう。源氏は、そのことをの真相を理解
している。これは自分の藤壺との間に同じような不義の子ども
を産んで天皇としてている。この天皇が源氏の不義をしりつつ
何も言わずに死んで言ったことに源氏は心の奥底で苦悩していた。
その源氏が同じことを親友の子どもであり、可愛がったいた
柏木にされてしまうという話。柏木は、自分の不義を苦悩し
死んでいく。源氏の苦悩と柏木に苦悩。当時最大の権力者
だった源氏と柏木であるが、人に見せない心の奥底の苦悩を
見事に描いている源氏物語ではある。けして、プレーボーイ
の話ではないと思いながら読んでいる。

夜、フエへ帰るための荷物・持ち物の整理。
本とお酒、支援者からの依頼品などを再度整理。

ベトナム事務所とボランティア貯金の件でメールの
やり取り。

投稿者 koyama : 2007年11月24日 08:19

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