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2007年01月09日
総会議案作成 「子どもの家」でセン委員長と懇談
終日雨。気温15度。すごく寒い。
これで1週間ほど連続の雨。フエの雨は絹糸のような
霧雨が24時間連続して降り続ける。
午前8時半、徒歩でベトナム事務所へ。
バオミンさん・税田さんと打ち合わせ。
・ボランティア貯金現地視察団受け入れの件
・アクセサリー工場設立の件
・テト正月(1月17日)期間中のスタッフの動静把握の件
・バオミンベトナム事務所長訪日中のベトナム事務所体制確立の件
・第13回JASS総会議案のベトナム事務所員議案討論会(1月12日)
・その他
午前11時半終了。トンチンカンホテルへ戻る。途中霧雨で
体はびしょ濡れ。
30分ほど昼寝。
午後2時、バオミン・ベトナム事務所長と「子どもの家」へ。
今年の5月から6月頃設立する「手作りアクセサリー製作工場」
で研修し自立する「子どもの家」の子どもたちについて
セン委員長と話し合う。
「子どもの家」の庭には『石灰』が大量にまかれていた。
事情を聞くとフエ市人民委員会に指示で「トリインフルエンザ対策」
の一環として、ウイルス殺菌のために石灰を撒いたとのこと。
午後3時半。日本料理店のHさんが『フランスパン屋で午前中仕事
をし、午後2時過ぎから日本料理店で仕事をしたいがいいか?』と
言ってきた。Hさんは22歳。
私、大塚さん、仁枝さんとバオミンさんの通訳を通して話し合う。
常識的に考え、午前中7時間ほどパン屋で働き、引き続き
午後2時過ぎから7時間日本料理店で働くことは無理。
日本料理店での仕事は現在『研修中』であり一人前の仕事は
出来ていない。
自分の置かれた客観的状況が理解されていない。
1日14時間も働くことも無理なことだが、日本料理店での仕事も
十分出来ていないのになぜ、そんなにアルバイトのようなことを
したいのかを聞く。H子さんは、「お金が欲しい」とのこと。
お金が欲しいということも分かるが、自分の今している日本料理店
での仕事もたった半年程度経験した日本料理の「ひよこ」である。
そもそも給料をもらうこと自体、厚顔というものである。
給料をもらう以前に日本料理が何たるかを大塚さんなどの
日本人から教えてもらっている真っ最中の人間が、日本料理店に
来る前に7時間も働いてくると言う発想がどこから出てくるのか?
「金・金・金」という風潮がベトナムに蔓延しているのか?
35通のメール受信。16通のメール送信。
午後5時半、日本料理店で夕食。
午後9時。日本料理店閉店。
投稿者 koyama : 2007年01月09日 22:43