« ベトナム事務所員会議 | メイン | JASS13回総会議案書作り »

2007年01月07日

風邪で寝込む

終日雨。

風が強く、とても寒い。
昨日から体調を崩す。昨夕は早めに寝る。
10時間ほど寝る。昨年11月27日にフエへ戻り
40数日。色々と仕事も多く、疲れが溜まったのか?
頭痛・腹痛・吐き気・倦怠感。

今日は1日ゆっくりと寝る。

午前7時、NHK衛星放送。新春党首挨拶。
自民党川、民主小沢、公明太田、
共産志井、社民福島、国民綿貫、日本田中。
今年の参院選挙が焦点。

午前10時、NHKニュース。日本は大雪、強風。
北海道の浦河では強風で家が壊れたとのこと。
明日、関空からフエに帰る税田さんの飛行機が飛ぶのか
心配になった。


10時10分から「NHKのど自慢」。

終日、読書。
「平家物語」第3巻読了。1巻1000ページ近い。
3巻全てを読み終わった。読みでがあった。
30代の頃、吉川英治の「新平家物語」を読んだ。
吉川平家と森村平家は大分趣を異にする。
吉川平家は清盛を中心に描いているが、森村平家は
「権力」というものの「はかなさ」を中心に描いている。
私には、森村誠一は義経に相当入れ込んでいるように
読んだ。
3巻、3000ページをかけて森村誠一が言いたかったことは
所詮は人間の生とは、宇宙からすれば瞬間の「まばたき」の
ようなものということに尽きる。後白河法皇・平清盛・平氏一族・
義仲・義経・頼朝・奥州藤原3代。全て権力をねらい、蠢動する。
しかし、権力を取ったあとの虚脱感・はかなさもまた描いている。
森村誠一は例の「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり」」と
の名文句をかいていない。しかし、森村平家物語りも尽きるところ
「諸行無常」を言っているのである。「人は何のために生きるのか?」
は永遠の課題である。この本は、清盛から義仲、義経・頼朝までの
平氏勃興から繁栄を描き、頼朝の勝利で話は終わっているが、
勝利した頼朝が最後に北条義時の平氏一門にまた、権力を奪われ
「執権政治」となるである。
人間は宇宙のまたたきの「一瞬」を精一杯もがき生きて死んで
行くのだ、ということを改めに知ったような気がする。それでは、自分は
どう生きてゆくのか?・・・・・・・・。

今日の読売新聞の社説は、2007年問題、団塊の世代頑張れ
という趣旨のものだった。
私と同世代の皆さんが今年からどんどん退職して行く。
それまで会社や組織で重要なポジションにいた。
小さな「権力」を持っていた。退職し、全ての「権力」を失ったとき、
名刺と肩書きがなくなった団塊の世代は自分という人間だけで
生きてゆくことになる。どんな生きたかをするのか。

トンチンカンホテルのパソコンがまた調子が悪い。日記が書けない。

「反骨のジャーナリスト」(鎌田慧著:岩波新書)を読み始める。

夜のニュース。福島県で40m以上の強風とのこと。


投稿者 koyama : 2007年01月07日 11:12

コメント