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2006年12月30日

ベトナム事務所員会議 ふぇみんT先生と懇談

終日雨。時々豪雨。

午前8時半。2006年最後のベトナム事務所員会議。
ラームさんは私用で欠席。
2007年新年年賀用のベトナム事務所員全員集合写真を撮る。


(ソン)全教ツアーの案内でフールー小学校、ナムドン山岳地帯へ。
    フールー小学校では3年生とゲームをして楽しかった。
(石岡)クリスマス会の司会をした。火曜日と土曜日、日本語学校
    の授業。1月11日に上級クラスの試験 1月12日中級・上級
    クラス合同のお楽しみ会。
(石塚)月曜日・金曜日、日本語学校授業。1月10日中級クラス試験
(フーン)日常の業務
(ハン)全教ツアーとフールー小学校へ。
 全教の皆さんから新たな刺繍作品の注文があった。
     ペットボトル入れ。良い作品を作れば注文があるので
     刺繍作り、頑張りたい。
(サン)静岡スタディーツアーと一緒にタイロック市場に買い物へ
    行き、昼食作りをした。中級と上級の授業。
(ミン)静岡スタディーツアーの案内。
     クリスマス会(150人参加)は成功だった。
    会場が少し狭かった。
     「子どもの家」では現在前期に試験中。子どもたちは
    頑張って勉強している。
     静岡の巣山先生からクリスマスプレゼントとして寄金を
    頂いた。セン委員長などとも相談し「子どもの家」食堂の
    厨房に鉄で大型の換気扇をつけることにした。現在、換気扇
    がないので『練炭』の黒い煙が天井を覆い、食堂と厨房の
    天井が煤(すす)で真っ黒になっている。このまま推移すると
    天井の張替えをせざるを得ない。巣山先生に感謝。
     フエ中央病院小児科医長のフオン先生が2007年1月
   2日、小山先生に会いに来る。何か相談したいとのこと。
    ●2007年1月27日~2月5日までJASS総会出席の
       ため訪日する。留守中、宜しく。
     2月6日にはボランティア貯金視察団が来る。
     現在、「子どもの家」には61人の子どもたちがいる。
    入所希望者が8人程いる。家庭調査をして入所が必要な
    子どもを入れたい。
      在宅支援のHIEUさん(女子)を12月で支援終了
      在宅支援のVU君(2007年日本へIT留学)12月支援終了
    2007年1月1日の夜、日本語学校の入学案内をフエテレビ、
    トゥアティエンフエ省テレビで放映する。

午前10時半。トゥアティエンフエ省外務局副局長が新年の挨拶で 
ベトナム事務所を訪問。ミンさん・ラームさん・ハンさんとフエ師範大
日本語クラスで私が教えて教え子。

午後2時。婦人民主クラブのTさんがフエ訪問。宿泊している
ホテルへバオミンさんと一緒にたずねる。
Tさんは婦人民主クラブがダナンの「希望の家」を支援している
その現地駐在員。日本料理店・日本語学校・縫製研修工場建築現場
・「子どもの家」を案内。午後5時まで「子どもの家」の各種施設を
視察。


その後、ホテルへ戻る。バオミンさんは帰宅。
ホテルロビーでTさんと遅くまで懇談。
Tさんは、私と同年齢。品川区の中学校の英語の先生。
昨年退職。退職前は品川区の不登校の子どもたちの
相談員をしていたとのこと。懇談をして「同世代だな」と
感心する。前向きな姿勢、平和と民主主義を希求する
気持ちは全く同感である。そして、子どもたちへ愛情。
Tさんのダナンでの活動が成功することを祈る。

日本料理店へ帰る。今日は日本料理店の2006年最終日。
来客は3人。私は今年最後の日本料理店のお客となり
フダ生ビール5杯飲む。後からシンガポール在住の日本人
が来店。2006年最後の日本料理店は5人の来客で
店を閉じる。

フセイン元大統領の死刑執行に疑義あり

今日、イラクの元大統領のフセインの死刑が執行された。
「人道に対する罪」での死刑。しかし、これまでイラクには
人道に対する罪という刑法上の規定がなかった。
アメリカの強要で新政府が作ったもの。法制手続き上も
疑義のある死刑。フセイン暗殺未遂事件で150人の
イラク人を殺したことが「人道に対する罪」の内容。
しかし、本当に「人道に対する罪」を問うのであれば
アメリカのブッシュこそ「人道に対する罪」の最大の対象者。
イラクではブッシュの違法な侵略行為で一説によれば
15万人のイラク人が殺されている。
国連決議もなく、侵略の口実だった「大量破壊兵器」
もなく、「アルカイダを支援している」という事実すらなかった
(米CIA報告)ブッシュのイラク侵略。フセインに「人道に対する
罪」があるとすれば、ブッシュ大統領はその何百倍もの罪がある。
1989年の中国「天安門事件」で数千人の中国の学生・市民・労働者
が中国軍のクーデターで戦車でひき殺された。
中国共産党指導者こそフセイン以上に人道に対する罪を背負っている。
米中の指導者こそ文字通り「人道に対する罪」を背負うべきである。
小泉・安部氏はさしずめ「人道に対する罪」ほう助罪・追随罪。
暴力の強い人間は罪を犯しても何も問われないのか?

フセインが独裁者なのは事実であるが、それ以上に「人道に対する
罪」を問われる人間はたくさんいるはずである。
「それが国際政治というものだ」と物知り顔で評論する人がいるかも
知れない。しかし、国際政治であれ何であれ、人殺しは罪である。

投稿者 koyama : 2006年12月30日 11:43

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